友達に週末キャンプのプランを一気に話したあと、ネイティブは最後にこう付け加えます。
これを直訳で受け取ると、「あなたは何を言いますか?」という意味不明な質問に見えて、何を聞かれているのか戸惑う日本人は多いです。
実際の意味は全く違います。「どう?やる?賛成?」と、提案に対する相手の答えを求める決まり文句。ネイティブは誘いや計画を話したあと、ほぼ自動的にこの一言で話をまとめます。今日はこれを、会話例といっしょに「使える状態」までもっていきます。
意味と使いどころ
"What do you say?" は、提案やアイデアを伝えた直後に「どう?乗る?」と相手の意向を確認するための一言です。基本的にYes/Noで答えられる返事を期待しています。
- 誘いや計画を話した直後の締めとして
- "What do you say we 〜?" の形で提案そのものに組み込むのも定番
- 子どもにお礼を促す "What do you say?"(「なんて言うんだっけ?」)という全く別の使い方もあるので文脈に注意
会話で見てみよう
▼ 週末の予定を提案する会話
▼ 仕事の進め方を提案する会話
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| What do you say? | 提案への賛否を尋ねる | アイデアを話した直後の締め |
| Are you up for it? | やる気・乗り気を尋ねる | 誘いへの温度感を確認したいとき |
| Sounds like a plan. | 提案に賛成する側の返事 | 相手の提案を受け入れるとき |
| What do you think? | 感想や意見そのものを尋ねる | 賛否だけでなく広く意見を聞きたいとき |
使い分けのコツは「何を聞いているか」です。提案へのYes/Noを聞くなら What do you say?、相手のやる気の度合いを聞くなら Are you up for it?、感想や意見そのものを広く聞きたいなら What do you think? を選びます。
☕ ひとくちコラム 「say」が「意見」になる瞬間
英語の "say" は「言う」という動詞だけでなく、名詞としても使われ、「発言権・意見」そのものを指すことがあります。"I want to have a say in this decision."(この決定に自分の意見を言わせてほしい)のように使われ、"What do you say?" の say もこの名詞的な感覚に近いものです。似た発想の表現に "Say the word."(一言言ってくれたらすぐやるよ)もあり、ここでも say は単なる発声ではなく「意向を示すこと」を表しています。
こうした「言う=意見を示す」という発想の広がりは、日本語にはあまりない感覚なので、覚えておくと英語らしい言い回しがぐっと身近になります。誘いや提案のフレーズはネイティブが本当に使う英会話フレーズ100選でもまとめて確認できます。
今日のまとめ
今週、誰かに何か提案するときにこの一言で締めてみてください。