💬 こんな相談です参考書には「目的語を取れば他動詞、取らなければ自動詞」と書かれています。ただ実際は同じ動詞が両方で使われることも多く、日本語で「〜する」と訳せる動詞でも英語では自動詞・他動詞が入れ替わっていて、毎回迷います。
結論見分けようとしないで大丈夫。単語ごとに『前置詞が要るかどうか』で丸ごと覚えるのが、遠回りに見えて一番早い。ルールで解くと必ず外します。

英語Q&Aで定番の質問で、回答が割れます。「日本語で目的語を取れば他動詞」派と、「そんな対応関係はない」派で毎回もめる。理由ははっきりしていて、日本語と英語で自動詞・他動詞の顔ぶれがずれているから。

だから日本語の直感で判断すると、規則的にハズします。単語ごとに覚えると割り切ったほうが、結果的に早く安定します。

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📌① 日本語と英語で顔ぶれがずれる、有名なやつ

同じ意味なのに、日本語と英語で自動詞・他動詞が食い違うペアが決まっています。ここが日本人学習者の事故ポイント。

⭕ I discussed the plan.(その計画について話し合った)
❌ I discussed about the plan.
「〜について」で反射的に about を入れたくなりますが、discuss は他動詞なので目的語を直接取ります。

⭕ I'll marry her.(彼女と結婚する)
❌ I'll marry with her.
marry も他動詞。「〜と」の with は不要です。

⭕ We reached the station.(駅に着いた)
❌ We reached to the station.
reach も他動詞。arrive at と混ざりがちです。

逆パターンもあります。⭕ Please listen to me.(私の話を聞いて)/ ❌ Please listen me. listen は自動詞なので to が必要。日本語で「聞く」が他動詞感覚だからと言って、英語も同じとは限りません。

📌② 同じ動詞が自動詞と他動詞の両方で使われる

英語の動詞の多くは、実は両方の顔を持っています。目的語を取るか取らないかで意味が微妙に変わる。

The door opened.(ドアが開いた)= 自動詞。
She opened the door.(彼女がドアを開けた)= 他動詞。

The glass broke.(グラスが割れた)= 自動詞。
He broke the glass.(彼がグラスを割った)= 他動詞。

つまり英語では、「勝手にそうなった」を自動詞、「誰かがそうした」を他動詞で言い分けます。日本語だと「開く/開ける」「割れる/割る」のように動詞そのものが変わりますが、英語は形は同じで、目的語の有無で切り替える。ここが直感的に分かりにくい原因です。

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📌③ 「他動詞と勘違いしがち」な自動詞トップ5

日本人がとくに間違えやすい自動詞は決まっています。丸暗記推奨。

agree with(〜に同意する)❌ agree ~
listen to(〜を聞く)❌ listen ~
graduate from(〜を卒業する)❌ graduate ~
apologize to / for(〜に謝る / 〜について謝る)❌ apologize ~
complain about(〜について文句を言う)❌ complain ~

逆に「自動詞と勘違いして前置詞を足しがち」な他動詞トップ5。

discuss(〜について話し合う)❌ discuss about
marry(〜と結婚する)❌ marry with
reach(〜に到着する)❌ reach to
enter(〜に入る)❌ enter into ※比喩以外
attend(〜に出席する)❌ attend to ※「注意を払う」の意味では成立

この10個を潰すだけで、英作文とスピーキングの前置詞ミスが半減します。

📌④ 覚え方——「動詞+前置詞」を1つの塊で暗記

自動詞か他動詞かをその都度考えるより、動詞と前置詞のセットで1単語として覚えるのが実戦的。

「listen」ではなく「listen to」で1つ。「agree」ではなく「agree with」で1つ。頭の中の辞書項目を、前置詞込みで登録し直すイメージです。

英英辞典を引くと、この形で載っています。例えば Longman や Oxford は listen [v.i.] to sth のように、必ず一緒に使う前置詞が示されている。日本語の辞書だけを使っていると、この情報が抜け落ちがちです。

そして、ハズすたびに落ち込まないこと。ネイティブでも子ども時代は間違えますし、英語話者が日本語を学ぶときも同じところで転びます。10個の頻出ペアだけ潰す——それだけで会話の自然さがワンランク上がります。

🔊そのまま使える例文(音声つき)

再生ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。声に出して真似すると定着が段違いです。

Let's discuss the plan tomorrow.
その計画については明日話し合いましょう。
She's going to marry him next spring.
彼女は来春、彼と結婚する予定です。
I agree with you on that.
その点についてはあなたに同意します。
Please listen to me carefully.
私の話をよく聞いてください。
He graduated from Kyoto University.
彼は京都大学を卒業した。

🔥 まるっとまとめ

  1. 見分けようとしない。単語ごとに前置詞込みで丸暗記が最短。
  2. 日本語で「〜について/〜と/〜に」が付く動詞ほど、英語では他動詞のことが多い(discuss / marry / reach)。
  3. listen to / agree with / graduate from / apologize to / complain about ——この5つを潰す。
  4. 同じ動詞が自動詞・他動詞の両方で使われる(open / break)。目的語の有無で意味が切り替わる。
  5. 英英辞典は前置詞込みで語を載せている。「listen to」で1単語と覚え直す。

🏷 自動詞 他動詞 英文法 前置詞 英作文

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