週末の予定を聞かれて「楽しみです!」と伝えたいとき、"I'm exciting!" と言っていませんか。実はこれ、文法的には正しく見えても、ネイティブにはかなり違和感のある——というより危険な言い方です。
excitingは「(私が)人を興奮させる」という意味。つまり "I'm exciting" は「私は人を興奮させる人間です」と言っているのと同じで、場合によっては性的なニュアンスで受け取られることもあります。正しくは "I'm excited!" です。
なぜ-ingと-edでこんなに意味が変わるのか
exciteはもともと「(人を)興奮させる」という他動詞です。この動詞から作られる2つの形容詞には、はっきりした役割分担があります。
- exciting=感情を「引き起こす側」。主語は物事や出来事。
- excited=感情を「引き起こされる側」。主語は人。
「楽しみ」を伝える正しい英語表現
-ing / -ed 形容詞の使い分け一覧
| 意味 | 物事が主語(-ing) | 人が主語(-ed) |
|---|---|---|
| 興奮させる/している | exciting | excited |
| 退屈させる/している | boring | bored |
| 興味を持たせる/持っている | interesting | interested |
| 疲れさせる/疲れている | tiring | tired |
| 混乱させる/している | confusing | confused |
| 驚かせる/驚いている | surprising | surprised |
| 恥ずかしい思いをさせる/している | embarrassing | embarrassed |
物事そのものを褒めるときはexciting側でOK
ちなみに「これ楽しみ!」と物事そのものを主語にして言う場合は、excitingで正解です。混同しやすいので比べてみましょう。
❓ よくある質問
Q. 「楽しみです」を英語でI'm excitingと言うのはなぜ間違いですか?
A. -ing形の形容詞は「その感情を引き起こす側」を表します。I'm excitingと言うと「私は人を興奮させる人間だ」という意味になり、性的なニュアンスで誤解されることもあります。「私がワクワクしている」と言いたいときは、感情を「受け取る側」を表す-ed形を使い、I'm excitedと言うのが正解です。
Q. excitingとexcitedの使い分け方を教えてください。
A. 主語が「人」で、その人の気持ちを説明するときはexcited(This trip makes me excited=興奮させられている側)。主語が「物事」で、それ自体の性質を説明するときはexciting(This trip is exciting=興奮させる側)を使います。同じルールがboring/bored、interesting/interestedなど他の-ing/-ed形容詞にも当てはまります。
Q. 「楽しみにしています」を英語で自然に言うにはどうすればいいですか?
A. 最も定番なのはI'm looking forward to it.です。カジュアルな場面ではI can't wait!、興奮を強めに伝えたいときはI'm so excited about it!も使えます。toのあとに動詞を続けるときはlooking forward to seeing youのように-ing形にする点に注意してください。
今日の3秒まとめ
主語が人なら-ed、物事なら-ing——これだけで恥ずかしい言い間違いを防げます。
他にも日本人がやりがちな英語の勘違いは、海外で言うと恥ずかしい和製英語ランキング30連発にまとめてあります。あわせてどうぞ。