電話で中断した会話。戻ってきたあなたは、コーヒーを置きながらこう再開します。

As I was saying, the deadline is next Tuesday.
さっきの話の続きだけど、締め切りは来週の火曜だよ。
中断された話を再開する定番句。過去進行形がポイント。

as は「〜のように」、I was saying は過去進行形。組み合わせの意味が読めません。

意味は「さっき言いかけていたように」中断された話を再開するための定番句で、会議でも雑談でも活躍します。

意味と使いどころ

As I was saying, は脱線や中断のあとに、元の話に戻るときの前置きです。話の主導権を自然に取り返せます

💡 なぜ過去進行形なのか was saying(言っていた最中だった)は「まだ言い終わっていない」ことを示します。単純過去の As I said, だと「さっき言ったでしょ」という念押しになり、少しきつく響くことも。進行形が「続きがある」を運んでいるわけです。

会話で見てみよう

▼ 電話で中断したあと

Sorry about that. Where were we?
ごめんね。どこまで話したっけ?
As I was saying, the deadline is next Tuesday.
さっきの続きだけど、締め切りは来週火曜。

▼ 脱線した会議を戻して

...and that's how I ended up in Osaka. Anyway.
…で、結局大阪に行くことになって。まあいいや。
As I was saying, we need two more people.
さっきの話ですが、あと2人必要なんです。
進行役が使うと、脱線を自然に閉じられる。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
As I was saying,さっき言いかけたように中断から再開するとき
As I said,さっき言ったように(念押し)繰り返しになるとき。ややきつい
Where was I?どこまで話したっけ自分が見失ったとき
Anyway,とにかく脱線を切り上げるとき

As I said,「さっきも言いましたけど」という含みが出るため、相手に対して使うと圧が生まれます。再開するだけなら、進行形の As I was saying, のほうが穏やかです。

⚠️ 1つだけ注意 相手の話をさえぎって使うと「あなたの話は終わり、私の話に戻ります」という宣言になります。会議の進行役なら適切ですが、対等な立場では相手が一区切りついてから使うのが無難です。
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☕ ひとくちコラム 英語の会議は「割り込み」前提

英語圏の会議は、日本の会議より割り込みが多い傾向があります。だからこそ As I was saying, / Let me finish, / If I could just add 〜 といった発言権を守る表現が発達しました。

黙って待っていると発言の順番が来ない場面も多いため、これらは自己主張の道具というより参加のための道具です。英語で会議に出る機会がある人は、内容の英語より先に、この手の表現を用意しておくと戦えます。会議の表現はビジネス英語60にまとめています。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい 中断から戻るときは As I was saying,(さっきの話に戻ると)進行形が「続きがある」を運ぶのがポイント。
As I said, は念押しになるので、使い分けを忘れずに。
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