「明日の朝5時からランニングしようぜ!」というグループチャットの呼びかけに、ネイティブの1人がすかさずこう返しました。

Count me out.
私は抜きでお願い
参加者の「数」から自分を外してもらう、不参加の意思表示。

直訳は「私を数から外して」。日本人がこれを聞くと、「数えるって、何の人数の話?」と一瞬フリーズします。

種明かしをすると、誘いの場面では頭の中で参加者の人数カウントが行われています。「行く人〜?1人、2人……」というあのカウントから「自分は外しておいて」と言うのが "Count me out."。つまり「今回は不参加で!」を、ゴメンナサイ感を出しすぎずに伝えられる便利な断りフレーズなんです。

意味と使いどころ

count 人 out は「(人)を頭数から外す」。"Count me out." で、「私は参加しないので、人数に入れないでね」という意思表示になります。

💡 count のイメージ 幹事が指を折りながら「行く人、1、2、3……」と数えている絵を想像してください。その指が自分に向く前に「あ、私はノーカウントで」と手を振る——それが Count me out.。数のリストから自分を出す(out)だけなので、誘い自体や誘ってくれた人を否定しない、当たりの柔らかい断り方になるんです。

会話で見てみよう

▼ 週末の登山の誘い

We're climbing Mt. Takao at 6 a.m. Sunday. You in?
日曜の朝6時から高尾山登るんだ。来る?
Six in the morning? Count me out. I need my sleep.
朝6時?私は抜きでお願い。睡眠が大事なので。

▼ 飲み会の二次会で

We're thinking about hitting one more bar. What about you?
もう1軒行こうかって話してるんだけど、どうする?
Count me out this time. I have an early meeting tomorrow.
今回は抜きで。明日、朝イチで会議があるんだ。
this time+理由をセットにすると、感じの良い断り方になる。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
Count me out.人数から外して(不参加宣言)グループの誘い・企画への返事
I'll pass.遠慮しておくよ(やんわり辞退)提案・おかわり・回ってきた話
I'll sit this one out.今回は見送るよ(次はあるかも)ゲームや企画を1回休むとき
I'll take a rain check.また今度にさせて(前向きな延期)行きたい気持ちはある誘いの断り

使い分けの軸は「また誘ってほしいかどうか」。行きたかったのに行けないなら rain check、今回だけ休むなら sit this one out、そしてその企画自体に乗らないなら Count me out.。朝5時ランニングのような「今後も無理です案件」には、Count me out. がいちばん正直で伝わります。

⚠️ 1つだけ注意 "Count me out." は便利ですが、ぶっきらぼうに言い放つと「絶対イヤ」という強い拒絶に聞こえます。誘ってくれた相手との関係を保ちたいなら、"Sorry, count me out this time."+ひとこと理由が鉄板の型。「誘い自体は嬉しい」というサインを添えるだけで、印象は180度変わります。
スポンサーリンク

☕ ひとくちコラム 相棒は Count me in.——in と out で参加も不参加も

このフレーズには双子の兄弟がいます。"Count me in."(私も数に入れて=参加する!)です。out を in に変えるだけで、不参加宣言が参加表明に早変わり。「行く人〜?」に "Count me in!" と手を挙げ、気が乗らなければ "Count me out." と手を振る——in / out の1語で人生の意思表示ができる、英語の合理性が光るペアです。

そして「参加する!」側の英語には、もっとカジュアルな名役者がいます。それが "I'm down."(乗った!)。誘いにOKする最頻出フレーズはI'm down. の記事で解説しているので、乗るときの英語と抜けるときの英語、両方をポケットに入れておきましょう。断る自由があるから、誘いは楽しいのです。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい 不参加なら "Count me out."(私は抜きで)、参加なら "Count me in."。柔らかくするなら this time+理由を添えて。
今週、気乗りしない誘いが来たら、罪悪感ゼロでこの一言を使ってみてください。
🔊 このフレーズ、耳でも覚えよう

ページ内の🔊ボタンでネイティブ発音を確認できます。ほかのフレーズもフレーズ帳にどんどん追加中。

フレーズ帳をもっと見る →