急に子どもの学校から連絡が入り、あなたは同僚のデスクに駆け寄ってこう頼みます。

Can you cover for me this afternoon?
今日の午後、代わりに対応してもらえる?
仕事・シフトを代わってもらうときの定番。職場で必須。

cover は「覆う」。「私を覆って?」では意味が通りません。

cover for someone で「(不在の)誰かの代わりを務める」シフト交代・急な早退・休暇中の対応など、職場では避けて通れない表現です。

意味と使いどころ

cover for someone はその人が不在の間、代わりに業務を引き受けることを表します。一時的な肩代わりがポイント。

💡 cover の広い守備範囲 cover は「欠けた部分を埋める」イメージで意味が広がります。cover for me(代役を務める)、cover the cost(費用を負担する)、cover the topic(話題を扱う)、covered by insurance(保険が適用される)。穴を埋めるという核を押さえると、全部つながります。

会話で見てみよう

▼ 急用が入った職場で

Can you cover for me this afternoon? Family emergency.
午後、代わりに対応してもらえる?家族の急用で。
Of course. Just send me your notes.
もちろん。メモだけ送っておいて。

▼ 休暇前の引き継ぎで

Who's covering for you while you're out?
休みの間、誰が代わりに対応するの?
Mia is. I've briefed her on everything.
ミアです。全部引き継ぎ済みです。
who's covering for 〜 は職場で頻出の質問。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
Can you cover for me?代わりに対応してくれない?シフト・業務の一時交代
Can you fill in for me?代役を務めてくれない?会議・授業などの代役
Can you take over?引き継いでくれない?作業を丸ごと渡すとき
Can you back me up?援護してくれない?会議で味方になってほしいとき

fill in特定の場に代わりに出る(会議・授業)、cover は業務全体を一時的に持つイメージ。back me up は代役ではなく味方をすることなので、別物です。

⚠️ 1つだけ注意 cover for someone には「かばう・ごまかす」という意味もあります(He covered for his friend's mistake.=友人のミスをかばった)。文脈によっては不正の隠蔽にもなり得るので、業務代行のときは this afternoon など具体的な範囲を添えると誤解がありません。
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☕ ひとくちコラム 助け合いは「返せる」から成立する

職場で気持ちよく助けてもらえる人には共通点があります。借りを返すことです。I owe you one.(借りができた)と口に出し、次の機会に I'll cover for you. と申し出る。この往復が信頼を作ります。

英語圏の職場でも、この互恵関係は日本と同じくらい重視されます。助けを求めるのが上手い人は、たいてい助けるのも上手い。フレーズを覚えるついでに、その順番も覚えておくと役に立ちます。仕事の表現はビジネス英語60へ。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい 代わりを頼むなら Can you cover for me?(代わりに対応してくれない?)cover=穴を埋めるが核のイメージ。
会議の代役なら fill in、丸ごと渡すなら take over と使い分けて。
🔊 このフレーズ、耳でも覚えよう

ページ内の🔊ボタンでネイティブ発音を確認できます。ほかのフレーズもフレーズ帳にどんどん追加中。

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