集中している同僚のデスクの横に立ち、あなたは声を落としてこう尋ねます。

Do you have a sec?
ちょっといい?
話しかける前のワンクッション。職場で毎日使う。

sec は second(秒)の略。「1秒ある?」という意味です。

もちろん本当に1秒で終わるわけではなく、「少しだけ時間ある?」という前置き。いきなり用件を切り出さないための、英語の基本マナーです。

意味と使いどころ

Do you have a sec? は相手に話しかけてよいか確認する前置きです。相手の作業を尊重していると示せます。

💡 時間を小さく見せる技術 a sec / a minute / a moment はどれも実際の時間ではなく心理的な軽さを表します。短く申告するほど相手は応じやすいという、頼み方の基本テクニック。ただし本当に10分かかるなら、最初からそう言うほうが誠実です。

会話で見てみよう

▼ 集中している同僚に

Do you have a sec?
ちょっといい?
Give me two minutes and I'm all yours.
2分待って、そしたら大丈夫。

▼ 上司に相談したいとき

Do you have a minute whenever you're free?
お手すきのときに少しお時間いただけますか?
Sure, come by after lunch.
いいよ、昼のあとに来て。
whenever you're free を足すと、押しつけがましくならない。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
Do you have a sec?ちょっといい?(カジュアル)同僚・友人に
Do you have a minute?少しお時間ありますか(やや丁寧)上司にも使える
Is this a good time?今って大丈夫ですか(気づかい)相手が忙しそうなとき
Sorry to interrupt, but 〜お邪魔してすみませんが作業中に割り込むとき

相手が明らかに忙しいときは Is this a good time? が最も配慮を感じさせます。会議中や電話中に割り込むなら Sorry to interrupt, but 〜 を必ず添えましょう。

⚠️ 1つだけ注意 Do you have a sec? と言っておいて30分話し込むのは、英語圏でも印象が悪くなります。長くなりそうなら最初から Do you have about fifteen minutes sometime today? と正直に伝えるのが誠実です。
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☕ ひとくちコラム 割り込みのコストは思ったより高い

集中状態から一度引き離されると、元の集中に戻るまでに相当な時間がかかることが知られています。数秒の質問が、実際には十数分の損失になることもあるわけです。

だからこそ Do you have a sec? というノックの一言には意味があります。相手に今答えるか、あとにするかを選ばせるだけで、コストは大きく下がります。ちょっとした配慮が、生産性の話につながっているのは面白いところです。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい 話しかける前には Do you have a sec?(ちょっといい?)相手に選ばせるノックの一言。
長くなりそうなら、最初から必要な時間を正直に伝えて。
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