ライブの最後の一曲、イントロが鳴った瞬間。あなたは腕を見せながらこう言います。

I got goosebumps.
鳥肌立った。
感動にも恐怖にも使える。日本語の「鳥肌」とほぼ同じ感覚。

goose(ガチョウ)+ bumps(でこぼこ)。「ガチョウのぶつぶつ」が直訳です。

毛をむしったガチョウの皮膚に似ていることから、「鳥肌」を意味します。日本語が「鳥」、英語が「ガチョウ」と、目のつけどころがほぼ同じなのが面白いところ。

意味と使いどころ

I got goosebumps. は感動・興奮・恐怖で鳥肌が立ったことを表します。良い意味でも悪い意味でも使えます。

💡 なぜ鳥肌が立つのか 鳥肌は立毛筋が収縮して毛を立てる反応で、もともとは体温を保ち、身体を大きく見せるための仕組みでした。人間には毛が少ないため機能は失われましたが、反応だけが残っているのです。感動でも恐怖でも起きるのは、どちらも強い交感神経の興奮だからです。

会話で見てみよう

▼ ライブの終盤で

That last song was unbelievable.
最後の曲、信じられないくらいよかった。
I got goosebumps during the intro.
イントロで鳥肌立ったよ。

▼ 怖い話のあとで

And then the door opened by itself.
それで、ドアがひとりでに開いたんだ。
Okay, stop. That gave me goosebumps.
もうやめて。鳥肌立った。
It gave me goosebumps. の形も同じくらい使う。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
I got goosebumps.鳥肌が立った(感動・恐怖どちらも)強い刺激を受けたとき
It gave me chills.ぞくっとした(こちらも両義)音楽・怖い話に
It moved me.感動した(まっすぐな表現)作品・話に心を動かされたとき
It gave me the creeps.気味が悪かった(不快のみ)不気味なものに

chills も goosebumps も感動と恐怖の両方に使えますが、the creeps は不快専用です。褒めたいときに It gave me the creeps. と言うと、正反対に伝わってしまいます。

⚠️ 1つだけ注意 goosebumps は常に複数形で使います。a goosebump とは言いません。同じく複数形で使う身体表現に butterflies in my stomach(緊張で落ち着かない)があります。単数にしないと覚えておきましょう。
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☕ ひとくちコラム 鳥肌の呼び方は国それぞれ

英語では goosebumps(ガチョウ肌)ですが、フランス語では chair de poule(鶏の肌)、ドイツ語では Gänsehaut(ガチョウの皮)。多くの言語が家禽に例えているのが面白いところです。

日本語の「鳥肌」も同じ発想。人類が共通して毛をむしった鳥の皮膚を思い浮かべたわけです。身近な生活の風景が言語に化石として残る好例で、こういう発見は語学の楽しみの一つですね。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい 感動しても怖くても I got goosebumps.(鳥肌立った)常に複数形で使うのがルール。
不快専用の It gave me the creeps. とは混同しないように。
🔊 このフレーズ、耳でも覚えよう

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