友達の結婚式やホームパーティーで、飲み物を片手に立っていると、隣にいた見知らぬ人がふっとこちらを向いてこう聞いてきます。

So, how do you know Sarah?
サラとはどういう知り合い?
パーティーで初対面の人に話しかけるときの定番フレーズ。Sarahの部分は主催者や新郎新婦の名前に置きかえる。

これを聞いた瞬間、多くの日本人は「初対面でいきなり関係性を詮索するの?」と身構えてしまいます。

実はこれ、詮索でも何でもなく、英語圏のパーティーで会話を始めるときの「定番の切り出し方」です。自己紹介のあとに天気の話をする代わりに、ネイティブはほぼ全員がこの質問を使います。それなのに教科書には出てきません。今日はこれを、会話例と一緒に「使える状態」までもっていきます。

意味と使いどころ

"How do you know 〜?" は、その場にいる主催者・共通の知人と、相手がどんな関係なのかを尋ねる質問です。「友達?会社の同僚?」という接点を聞くことで、そこから自然に会話が広がっていきます。

💡 なぜこれが鉄板の切り出しなの? 「天気の話」は当たり障りがない反面、会話が続きにくい話題です。一方で「主催者との関係」は、その場にいる全員に共通する話題であり、答えると自然に「学生時代の友達で〜」のように自分の話が始まります。相手が話しやすい質問を選ぶのが、ネイティブの会話術の基本です。

会話で見てみよう

▼ 友人の誕生日パーティーで、初対面の人と

So, how do you know Mike?
マイクとはどういう知り合いなんですか?
We used to work together a few years ago. How about you?
数年前に一緒に働いてたんです。そちらは?

▼ 結婚式の披露宴で、隣の席の人と

Are you a friend of the bride or the groom?
新婦側の友達ですか、それとも新郎側?
The bride, actually. We were roommates in college.
新婦のほうです。大学で同じ部屋に住んでたんですよ。
結婚式では bride/groom(新婦/新郎)どちら側かを聞く形もよく使われる。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
How do you know Sarah?主催者との接点を聞く定番の切り出しパーティー・結婚式全般
Are you a friend of the bride/groom?新婦側/新郎側の所属を聞く結婚式に特化した聞き方
What brings you here?「今日はどうして来たの?」と参加理由を聞くパーティー以外の集まりでも使える
Have we met before?「以前会ったことある?」と面識を確認見覚えがあるかもしれない相手に

結婚式なら "Are you a friend of the bride or the groom?" のほうがさらに自然に感じられる場面も多いですが、迷ったら主催者の名前を使った "How do you know 〜?" が万能です。会社の飲み会など主催者がはっきりしない場では、代わりに "What brings you here tonight?" が使いやすいです。

⚠️ 1つだけ注意 "How do you know Sarah?" を直訳のニュアンスで硬く聞くと、まるで身元調査のように響いてしまうことがあります。So, から始めて軽く、興味津々のトーンで聞くのがコツです。詰問ではなく世間話の入り口だと意識しましょう。
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☕ ひとくちコラム パーティーは「主催者」を軸に回る

英語圏のパーティー文化では、参加者の多くが初対面同士です。そこで会話を成立させる仕掛けが「全員が知っている共通の人物=主催者」を話題の中心に置くこと。"How do you know 〜?" はその仕組みをそのまま利用した質問で、答えるだけで自分の背景(仕事・学生時代・地元など)が自然に語られる設計になっています。

この発想は雑談全般に応用できます。相手が「一言で終わらせにくい」質問を選ぶのが会話を続けるコツで、これは日本語の雑談でも同じ理屈です。とっさに質問が浮かばないときのために、瞬間英作文トレーニングで定番の切り出し文を体に染み込ませておくと安心です。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい パーティーで初対面の人には "So, how do you know 〜?"(主催者の名前を入れる)。結婚式なら "Are you a friend of the bride or the groom?" も便利。
今週、人が集まる場に行く予定があれば、天気の話の代わりに一度使ってみてください。会話がぐっと続きやすくなります。
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