新しいギターを買って一週間、ずっと弾く時間が取れていません。あなたは指を鳴らしてこう言います。

I'm itching to play my new guitar.
新しいギターを弾きたくてうずうずしてる。
我慢できない衝動。日本語の「うずうず」とほぼ同じ感覚。

itch は「かゆい」「弾きたくてかゆい」と直訳すると混乱します。

意味は「〜したくてうずうずする」かゆみを我慢できない感じを、抑えきれない衝動に重ねた表現です。日本語の「うずうず」とほぼ同じ発想。

意味と使いどころ

I'm itching to 〜 は何かをしたくて我慢できない状態を表します。行動への衝動が中心で、単なる願望より切迫しています。

💡 dying to との違い I'm dying to 〜強い願望(会いたい、知りたい)、I'm itching to 〜 は体が動きたがっている衝動(やりたい、始めたい)。itching のほうが行動寄りで、じっとしていられない感じが出ます。

会話で見てみよう

▼ 買ったばかりの楽器を前に

You haven't touched it since you bought it?
買ってから一度も触ってないの?
No time. I'm itching to play it.
時間がなくて。弾きたくてうずうずしてる。

▼ 長い会議のあとで

Three hours in that room. I'm itching to get outside.
3時間もあの部屋。外に出たくてうずうずしてる。
Let's take a walk before the next one.
次の会議の前に少し歩こうか。
体を動かしたい衝動には itching がよく合う。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
I'm itching to 〜うずうずする(行動への衝動)早く始めたいとき
I'm dying to 〜したくてたまらない(強い願望)会いたい・知りたいとき
I can't wait to 〜待ちきれない(前向きな期待)予定が決まっているとき
I'm eager to 〜意欲的だ(ややフォーマル)仕事・面接でも使える

面接や仕事のメールでは I'm eager to 〜 が最適です。I'm itching to 〜 はカジュアルで落ち着きのなさも含むため、フォーマルな場面では避けたほうが無難です。

⚠️ 1つだけ注意 itching for a fight(けんかを売りたがっている)のように、攻撃的な意味になる組み合わせもあります。文脈によっては好戦的に響くので、目的語には注意しましょう。
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☕ ひとくちコラム かゆみと衝動は脳では近いのか

かゆみは痛みとは別の神経経路で伝わることが分かっており、掻きたいという行動衝動と強く結びついています。だからこそ「かゆい=我慢できない」という比喩が成立するわけです。

日本語の「うずうず」も、もとは体のむずむずした感覚を表す擬態語。身体感覚から行動衝動へ意味が広がるのは、言語をまたいで共通する現象のようです。体の感覚に由来する表現はフレーズ帳にも多く登場します。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい やりたくてたまらないときは I'm itching to 〜(うずうずする)dying to は願望、itching to は行動衝動
フォーマルな場では I'm eager to 〜 に置き換えて。
🔊 このフレーズ、耳でも覚えよう

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