役所の手続きに必要な書類の多さを聞いて、あなたは思わずため息をつきます。
That sounds like a hassle.
それ、面倒くさそうだね。
手間がかかって煩わしい、という不満。日常で頻出。
hassle という単語、教科書ではまず見かけません。でも会話では大量に使われます。
意味は「面倒・手間」。日本語の「面倒くさい」にいちばん近い語です。手続き・移動・準備など、やること自体は難しくないが煩わしいものに使います。
意味と使いどころ
hassle は手間がかかって煩わしいことを表す名詞です。難易度ではなく面倒さが焦点。
- 手続き・準備などが煩わしいとき
- It's not worth the hassle.(手間に見合わない)は超便利
- 動詞では「しつこく言う」(Don't hassle me.)
💡 難しさと面倒さは別物
英語はdifficult(難しい)とa hassle(面倒)をはっきり分けます。書類集めは難しくないが面倒——これは a hassle です。日本語の「大変」はどちらも含みますが、英語では区別すると意図が正確に伝わります。
会話で見てみよう
▼ 役所の手続きの話を聞いて
You need three forms and two trips to the office.
書類3枚と、役所に2回行く必要があるって。
Ugh, that sounds like a hassle.
うわ、それ面倒くさそう。
▼ 返品するか迷って
Are you going to return it?
それ返品するの?
Nah, it's not worth the hassle.
いや、手間に見合わないからいいや。
not worth the hassle は日常で非常によく使う。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| It's a hassle. | 面倒くさい(手間の煩わしさ) | 手続き・準備などに |
| It's a pain. | 面倒だ・厄介だ(ほぼ同義) | カジュアルな不満に |
| It's difficult. | 難しい(難易度) | 能力的に難しいとき |
| It's a lot of work. | 手間がかかる(作業量) | 純粋に量が多いとき |
It's a pain. は It's a pain in the neck. の短縮形で、ほぼ同義です。難しさなら difficult、面倒さなら hassle と使い分けると、意図が正確に伝わります。
⚠️ 1つだけ注意
動詞の hassle は「しつこく困らせる」という意味です(Stop hassling me.=しつこくしないで)。名詞と動詞で受ける印象がかなり違うので、人に向けて使うときは注意しましょう。
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☕ ひとくちコラム 面倒くささは行動の最大の敵
行動を妨げる最大の要因は、難しさよりも手間の多さだと言われます。ボタンを1つ減らすだけで利用率が跳ね上がる——これはサービス設計の世界では常識です。
英語学習も同じで、アプリを開くまでの手数が多いほど続きません。教材をすぐ手に取れる場所に置く、通勤中に開くものを1つに絞る。hassle を削る設計が、意志の力より効きます。続け方の工夫は独学ロードマップにまとめています。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
面倒なことには It's a hassle.(面倒くさい)。難しさ(difficult)とは別物。
It's not worth the hassle.(手間に見合わない)もセットで覚えて。
It's not worth the hassle.(手間に見合わない)もセットで覚えて。