会議でチームのメンバーが議論を交わしている最中、少し離れた席にいた同僚が身を乗り出して、こう切り出します。
jump = 飛ぶ、in = 中へ。直訳すると「中に飛び込んでもいい?」。プールにでも飛び込むのかと思ってしまいますが、実際はぜんぜん違います。
この "jump in" は「会話に加わる・割って入る」という意味の決まり文句。会議中に意見を挟みたいとき、雑談の輪に途中から加わりたいときにネイティブが毎日のように使う一言です。それなのに学校の英語ではまず出てきません。今日はこれを、会話例と一緒に「使える状態」までもっていきます。
意味と使いどころ
"Mind if I jump in?" は、進行中の会話や議論に加わりたいときに使う一言です。「ちょっと入ってもいい?」「一言いい?」というニュアンスで、相手の許可をさらっと取りながら発言権を得られます。
- 会議やディスカッション中に意見を挟みたいとき
- 複数人が話している雑談の輪に途中から加わりたいとき
- "Can I jump in here?"(ここで一言いいですか?)のように Can I 〜 でも同じ意味で使える
会話で見てみよう
▼ オンライン会議中、誰かの発言に意見を挟みたいとき
▼ ランチ休憩に、数人が話しているところへ後から合流
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Mind if I jump in? | 話の流れに加わりたい(カジュアル〜ビジネスも可) | 会議・雑談どちらでも |
| Can I say something? | 発言そのものの許可を求める | やや控えめ・フォーマルな場でも使える |
| Sorry to interrupt. | 話を遮ることへの謝罪が先に来る | 相手の話を強く中断してしまうとき |
| Can I join you? | その場・グループに同席したい | 会話の内容よりも「そこに居たい」が主目的 |
この4つの中で一番使う頻度が高いのが Mind if I jump in? です。会議でもカフェでの雑談でも浮かずに使える、ちょうどいいカジュアルさが理由。フォーマルな会議でさらに控えめにしたいときは Can I say something? を選ぶと安全です。
☕ ひとくちコラム jump が作る「勢いのある」熟語たち
jump はもともと「飛ぶ」という動作を表す動詞ですが、英語の熟語の中では「勢いよく・急に・ためらわず」行動するというイメージを担うパーツとしてよく登場します。"jump on the bandwagon"(人気に便乗する)は、走っている馬車に飛び乗る様子から来ていますし、"jump to conclusions"(早合点する)は、順序を飛び越えていきなり結論へ飛んでしまう様子を表しています。
つまり jump 系の表現に出会ったら、「物理的に飛ぶ」ではなく「勢い・スピード感」を思い浮かべるのがコツ。この発想に慣れると、辞書に載っていない表現でも意味を推測しやすくなります。こうした熟語をまとめて練習したい人には英会話フレーズ100選もおすすめです。
今日のまとめ
今週、グループでの会話に加わるタイミングがあったら1回使ってみてください。自然に輪に入れます。