友人の手料理をひと口食べたあと、あなたは少し笑ってこう切り出します。
Not gonna lie, that was amazing.
正直に言うけど、めちゃくちゃおいしかった。
本音を言う前の前置き。褒めるときにも使える。
主語がありません。I'm not gonna lie の I'm が落ちた形です。
意味は「正直に言うとさ」。これから本音を言うよという合図で、若い世代の会話やSNSでは略して NGL とも書かれます。褒めるときにも、言いにくいことを言うときにも使えます。
意味と使いどころ
Not gonna lie, はこれから率直な意見や感想を言うという前置きです。飾らない本音のサインとして機能します。
- 言いにくい正直な感想を切り出すとき
- 意外に良かったものを素直に褒めるとき
- 文字では NGL と略されることも多い
💡 なぜ「嘘をつかない」と宣言する?
英語には正直さを宣言してから本題に入る前置きが多くあります。To be honest,(正直言うと)、Honestly,(本当のところ)、Not gonna lie,(嘘つかずに言えば)。これから言うことは社交辞令ではないと示すことで、相手の受け止め方を準備させるのが狙いです。
会話で見てみよう
▼ 友人の手料理を食べて
How's the curry? Be honest.
カレーどう?正直に言って。
Not gonna lie, this is better than the restaurant one.
正直言うと、あの店のより美味しい。
▼ 仕事の進み具合を聞かれて
How's the report coming along?
レポートの進み具合どう?
Not gonna lie, I haven't started yet.
正直まだ手をつけてない。
言いにくいことの前置きとしても頻出。逃げずに言う印象になる。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Not gonna lie, | 正直言うと(カジュアル・若者寄り) | 友達・SNS・くだけた会話 |
| To be honest, | 正直なところ(標準的) | どこでも使える |
| Frankly, | 率直に言って(やや硬い) | 意見を述べるとき |
| I'll be straight with you. | はっきり言うね(真剣) | 重要な話を切り出すとき |
Not gonna lie, はgonna を含むぶんカジュアルです。仕事のメールや目上の人には To be honest, または Frankly, を選びましょう。逆に友達との会話で Frankly, と言うと、少し気取って聞こえます。
⚠️ 1つだけ注意
これを付けたあとに批判ばかりを並べると、正直さを盾にした攻撃に見えます。英語圏でも「本音だから何を言ってもいい」とはなりません。褒めるときにも使うと、バランスの取れた人という印象になります。
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☕ ひとくちコラム 英語のネット略語は会話に逆輸入される
NGL(not gonna lie)、TBH(to be honest)、IMO(in my opinion)。これらはチャット発の略語ですが、いまでは音声としてそのまま発音されることも増えました。「エヌ・ジー・エル」と読むわけです。
日本語でも「り」「それな」がネットから会話に流れ込んだのと同じ現象。書き言葉と話し言葉の境界が薄れているのは、世界共通のトレンドです。今どきの言い回しを知りたい人はネイティブスラング50連発もどうぞ。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
本音を切り出すなら Not gonna lie,(正直言うと)。I'm が落ちたカジュアル形で、SNSでは NGL。
仕事では To be honest, に置き換えるのが安全です。
仕事では To be honest, に置き換えるのが安全です。