「風邪ひいたうえに、財布まで落とした」と話す友人に、あなたは思わずこう言います。
Poor you.
かわいそうに。
相手の不運に寄り添う一言。親しい相手へのやわらかい慰め。
poor は「貧しい」。「あなたは貧乏」と言われたと勘違いしそうですが、もちろん違います。
poor には「気の毒な」という意味があり、Poor you. は「大変だったね」「かわいそうに」。日本語の「うわぁ、それはついてないね」に近い、短くてやさしい共感の一言です。
意味と使いどころ
Poor you. は相手の小さな不運や苦労に同情を示す表現です。深刻すぎない出来事に対して軽く寄り添うのが基本の使い方。
- 体調不良・寝不足・トラブルなど日常の不運に
- 第三者の話なら Poor guy. / Poor thing. に変えて
- 自分に対しては Poor me.(自虐的に)も使える
💡 poor は「気の毒な」が本義
poor の中心にあるのは「足りない・恵まれていない」というイメージ。そこから「貧しい」「下手な(poor English)」「気の毒な」まで枝分かれしました。人を指して poor + 名前(Poor Ken.)なら、ほぼ確実に同情の意味です。
会話で見てみよう
▼ 体調を崩した友人と
I've had a fever since Monday, and now I lost my wallet.
月曜から熱があってさ、しかも財布までなくした。
Oh, poor you. Do you need anything?
うわ、かわいそうに。何か要るものある?
▼ 職場の同僚の話を聞いて
Dan had to redo the whole report last night.
ダン、昨日の夜レポート全部やり直しになったんだって。
Poor guy. That's brutal.
かわいそうに。それはきついね。
その場にいない人には Poor guy. / Poor thing. を使う。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Poor you. | かわいそうに(親しみのある同情) | 友達・家族の小さな不運に |
| That's rough. | それはきついね(男女問わず使いやすい) | 仕事の愚痴や苦労話に |
| I'm sorry to hear that. | それは残念です(丁寧・距離あり) | 目上の人・深刻な話に |
| That must be tough. | それは大変でしょうね(想像を示す) | 状況が続いているとき |
Poor you. は親しい相手向けです。仕事の相手や深刻な話には I'm sorry to hear that. のほうが安全。距離が近いほど短く、遠いほど丁寧にが英語の共感の原則です。
⚠️ 1つだけ注意
病気や失業など本当に重い話に Poor you. と言うと、軽く扱われたと感じさせることがあります。また言い方によっては皮肉(はいはい、大変ですね)にも聞こえるので、真剣な場面では I'm really sorry. を選んでください。
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☕ ひとくちコラム 共感は「短さ」で調節する
英語の共感表現は、短いほど親密、長いほど礼儀正しいという傾向があります。Poor you.(2語・友達)、That's rough.(3語・同僚)、I'm so sorry to hear that.(6語・取引先)。文の長さが、そのまま心理的距離になっているわけです。
日本語も同じで、「大変だったね」と「それは大変でございましたね」では距離が違います。フレーズを覚えるときは、意味だけでなく距離感もセットで。そうすれば、使う相手を間違えることがなくなります。共感の言い回しは英会話フレーズ100選にも多数あります。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
友達の不運には Poor you.(かわいそうに)。第三者なら Poor guy. / Poor thing.。
ただし深刻な話には軽すぎるので、そのときは I'm sorry to hear that. に切り替えて。
ただし深刻な話には軽すぎるので、そのときは I'm sorry to hear that. に切り替えて。