カフェのレジ前。友達が "I'll have the chicken sandwich and an iced coffee."(チキンサンドとアイスコーヒーで)と注文すると、次の番のネイティブがメニューも見ずにこう言いました。
「私も」と言いたいとき、日本人の口から出るのは十中八九 "Me too."。もちろん正解です。でもネイティブの会話では Same here. が同じくらい飛び交っていて、しかも Me too. が使えない場面でも平気で働く、実は守備範囲の広い優れものなんです。今日はこれを、会話例と一緒に「使える状態」までもっていきます。
意味と使いどころ
"Same here" は、相手の発言に「こっちも同じだよ」と返すあいづちです。
- 感想・好み・状況への「私も」の返し全般に
- 肯定文にも否定文にもそのまま使える(Me too / Me neither の使い分けが不要!)
- 注文で「同じものを」、"Nice to meet you." への「こちらこそ」にも
会話で見てみよう
▼ 週末明けの雑談で
▼ 苦手なものの告白に(否定文への返し)
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Same here. | こっちも同じ(肯定・否定どちらもOK) | 共感・注文・挨拶の返しまで万能 |
| Me too. | 私も(いちばん基本) | 肯定文への返し専用 |
| Me neither. | 私も〜ない | 否定文("I can't 〜" など)への返し専用 |
| Likewise. | こちらも同様に(少しかしこまる) | 挨拶・社交の場での返し |
"Nice to meet you." への返しは、定番の You too. のほか、Same here. や Likewise. もネイティブの常套句。迷ったら Same here. と返しておけば、共感にも社交にも幅広く対応できます。
☕ ひとくちコラム ネイティブの若者は "Same." の一語まで削る
Same here. ですら長い、と言わんばかりに、最近の若いネイティブはチャットやSNSで "Same." の一語だけで返します。「昨日課題やる気出なくて詰んだ」→「Same.(それな)」という具合。強調したいときは "Big same." なんて言い方まであります。日本語の「それな」が一語で共感を完結させるのと、まったく同じ進化です。
面白いのは、言葉は縮むほどカジュアルになるという法則。Likewise.(やや上品)→ Same here.(標準)→ Same.(内輪)と、同じ「私も」でも距離感が変わります。こうした若者英語・くだけた英語をまとめて知りたい人はネイティブが毎日使うスラング50連発が楽しいですよ。
今日のまとめ
今週、Me too. と言いそうになったら1回だけ Same here. に替えてみてください。それだけで一気にこなれて聞こえます。