ドアを押さえてくれた人に Thank you! と声をかけると、相手はにこっと笑ってこう返します。
Sure thing.
どういたしまして/もちろん
Sure より少しフレンドリー。快諾にもお礼の返事にも使える。
「確かな物?」と直訳して固まった人、多いはずです。
Sure thing. はSure. の親しみやすいバージョン。「もちろん」「いいよいいよ」「どういたしまして」を、ぜんぶこの一言でまかなえます。アメリカ英語では店員さんも同僚も友達も使う、体感で1日10回は聞くレベルの返事です。
意味と使いどころ
Sure thing. は依頼への快諾とお礼への返しの両方に使えます。Sure. だけよりも「ぜんぜん気にしないで」という余裕がにじむのが特徴。
- Can you 〜? への気軽なOKに
- Thank you. への「どういたしまして」に
- 軽い頼まれごとを「たいしたことないよ」と受け流したいときに
💡 thing がつくと何が変わる?
a sure thing はもともと「確実なもの・鉄板」という名詞表現(競馬で「堅い本命」の意味でも使います)。それが返事に転用され、「それはもう確定事項だよ」→「あたりまえ、任せて」という軽やかなニュアンスになりました。Sure. より音が長いぶん、口調もやわらかく聞こえます。
会話で見てみよう
▼ 友達に軽くお願いされて
Hey, can you grab me a coffee while you're out?
ねえ、出てるついでにコーヒー買ってきてくれない?
Sure thing. Black, right?
いいよ。ブラックだよね?
▼ 荷物を運ぶのを手伝ってもらって
Thanks a lot for helping me move.
引っ越し手伝ってくれて本当にありがとう。
Sure thing. That's what friends are for.
いいっていいって。友達だろ。
That's what friends are for. とセットで使うのが定番。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Sure thing. | もちろん(軽くてあたたかい) | 友達・同僚・接客 |
| Sure. | いいよ(ニュートラル) | どこでも使える標準形 |
| No problem. | 問題ないよ(手間を打ち消す) | お礼や謝罪への返し |
| Of course. | 当然です(やや強い肯定) | 断る理由がないと強調したいとき |
4つとも交換可能な場面が多いですが、Sure thing. はいちばん肩の力が抜けた響きです。ただしフォーマルな会議や目上へのメールでは軽すぎるので、Certainly. / I'd be happy to. に置き換えてください。
⚠️ 1つだけ注意
Sure. を平坦な低い声で言うと「まあいいけど」という不満に聞こえることがあります。Sure thing. は音が伸びるぶん誤解されにくいのですが、それでも語尾を明るく上げるのを忘れずに。返事は内容より声のトーンで伝わります。
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☕ ひとくちコラム 英語の「どういたしまして」問題
学校で習う You're welcome. は間違いではありませんが、ネイティブの実際の会話ではむしろ少数派です。No problem. / Sure thing. / Anytime. / Of course. / Don't mention it. あたりが日常の主力で、You're welcome. は少しあらたまった響きすらあります。
面白いのは、どれも「お礼を言われるほどのことじゃないよ」と手間を軽く見せる方向に進化していること。日本語の「とんでもないです」と発想がそっくりです。返事のバリエーションをまとめて仕入れたい人は英会話フレーズ100選もどうぞ。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
頼まれたら Sure thing.(もちろん)、お礼を言われても Sure thing.(どういたしまして)。Sure. よりあたたかいのがポイント。
今週、Thank you と言われたら You're welcome. の代わりに使ってみてください。
今週、Thank you と言われたら You're welcome. の代わりに使ってみてください。