空港で「スーツケースが出てこない…」と青ざめていた友達に、"They found it. It's on the next flight."(見つかったって。次の便で届くよ)と伝えると、胸に手を当ててこう言いました。
relief と聞いて日本人が思い浮かべるのは、「リリーフ投手」か美術の「レリーフ(浮き彫り)」あたりではないでしょうか。
でも会話で圧倒的によく使うのは「安堵」の relief です。"That's a relief." は「それは安心材料だ」→「あー、よかった。ほっとした〜」という気持ちを一言で伝えるフレーズ。心配していたことが無事に済んだ場面で、ネイティブは反射的にこれを口にします。今日はこれを、会話例と一緒に「使える状態」までもっていきます。
意味と使いどころ
"That's a relief." は、心配・不安が消えたときの「ほっとした」「よかった〜」を伝える一言です。相手の良い知らせへのあいづちとしても、自分の心配事が晴れたときの独り言としても使えます。
- 相手の無事・合格・回復などの知らせを聞いたとき
- 悪い結果を覚悟していたのにセーフだったとき
- 強調するなら "What a relief!"(あ〜よかった!) と感嘆文でも
会話で見てみよう
▼ 健康診断の再検査の結果を聞いて
▼ 提出したレポートについて
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| That's a relief. | ほっとした(相手の知らせへの反応に◎) | 良い知らせへのあいづち |
| What a relief! | あ〜よかった!(感嘆・やや強め) | 安堵が大きいとき |
| I'm relieved. | 安心しました(自分の状態を説明) | ややきちんとした場でもOK |
| Thank goodness. | ああよかった(神様に感謝する感覚) | 危機一髪を免れたとき |
どれも「よかった」系ですが、会話のあいづちとして一番使い勝手がいいのが "That's a relief." です。自分の気持ちを少し丁寧に伝えたいときは "I'm relieved to hear that."(それを聞いて安心しました)がビジネスでも使えます。
☕ ひとくちコラム リリーフ投手は「救援」で正しかった
野球の「リリーフピッチャー」は英語でも relief pitcher。ピンチのマウンドに現れて、先発投手の重荷を軽くしてくれる存在なので、まさに relief(重さを取り除くこと)です。映画やドラマの用語 comic relief(コミックリリーフ)も同じで、シリアスな物語の緊張をふっと軽くしてくれる笑い担当のこと。バラバラに見えた「リリーフ」は、実は全部「重荷を軽くする」仲間だったんです。
ちなみに、心配事がまだ進行中の相手を励ますなら「ほっとした」はまだ言えません。そんなときはHang in there.(踏ん張れ)の出番。「励まし → 良い知らせ → That's a relief.」という流れで覚えておくと、会話の中で自然につながります。
今日のまとめ
今週、誰かの良い知らせを聞いたら1回使ってみてください。「一緒に心配してたよ」という気持ちまで伝わります。