「来週から出社が週3日になるって、知ってた?」と同僚に言われ、あなたは顔を上げてこう返します。
That's news to me.
それ、初耳なんだけど。
知らされていなかったことへの反応。軽い不満がにじむ。
news は「ニュース番組」だけではありません。ここでは「新情報」そのものを指します。
That's news to me. は「私にとっては初耳です」。単なる驚きではなく、「そんな話、聞いてないんだけど」という軽い抗議が混ざるのがポイント。職場で頻出します。
意味と使いどころ
That's news to me. は自分がその情報を知らされていなかったことを示す返事です。驚き+情報から外されていた不満の両方を含みます。
- 共有されているはずの情報を知らなかったとき
- 決定事項をあとから聞かされたとき
- 純粋な驚きだけなら I had no idea. のほうが無難
💡 to me が効いている
That's news. だけなら単に「新情報だ」。そこに to me が入ると「他の人はともかく、私には初耳」という対比が生まれます。暗に「なぜ私だけ知らないのか」と示せるので、責めずに不満を伝えられる便利な形です。
会話で見てみよう
▼ 職場で新ルールを聞かされて
Did you hear we're going back to three days in the office?
来週から週3出社に戻るって聞いた?
That's news to me. When was that decided?
初耳なんだけど。いつ決まったの?
▼ 友人の近況に驚いて
Kenji's moving to Berlin in the fall, you know.
ケンジ、秋にベルリン行くらしいよ。
That's news to me. He never said a word.
え、初耳。ひとことも言ってなかったよ。
He never said a word. を足すと「聞いてないよ」の気持ちが強調される。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| That's news to me. | 初耳(軽い不満つき) | 共有されるべき情報を知らなかったとき |
| I had no idea. | 全然知らなかった(純粋な驚き) | 不満のニュアンスを出したくないとき |
| First I've heard of it. | こっちも今初めて聞いた(やや強い) | 不満をはっきり出したいとき |
| Since when? | いつからそうなったの?(驚き+疑問) | 変化に納得がいかないとき |
不満の強さは 弱 → I had no idea. → That's news to me. → First I've heard of it. → 強 の順。相手を責めたくないときは I had no idea. を選ぶと角が立ちません。
⚠️ 1つだけ注意
上司の発表直後に That's news to me. と言うと、「情報共有が下手ですね」という当てこすりに響くことがあります。全員の前では I hadn't heard that — could you fill me in?(初耳でした、詳しく教えてください)のように質問の形に変えるのが安全です。
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☕ ひとくちコラム news が数えられない理由
news は複数形に見えて不可算名詞。a news とは言えず、1件を指すなら a piece of news と言います。That's news to me. で news に a が付かないのはこのためです。
同じ罠に information / advice / furniture / equipment があります。「まとまり全体」でとらえる名詞は数えないのが英語の感覚。日本語話者がつい a advice と言ってしまうのは、日本語に可算・不可算の区別がないからです。この手の落とし穴はやり直し英文法で一気に整理できます。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
聞いていなかったら That's news to me.(初耳なんだけど)。驚き+軽い不満がセットで伝わります。
不満を出したくないときは I had no idea. に切り替えて。
不満を出したくないときは I had no idea. に切り替えて。