卒業してもう10年——同窓会でグラスを傾けながら、誰かがこうつぶやきます。
Time flies.
時が経つのは早いね。
久しぶりの再会や年末に必ず出る定番。2語で完結する。
Time flies。「時間が飛ぶ」——直訳のままの意味です。
「時が経つのは早い」という、世界中どの言語にもある感慨。ラテン語の tempus fugit(時は逃げる)が語源とされる、非常に古い表現です。
意味と使いどころ
Time flies. は時間があっという間に過ぎたという感慨を表します。久しぶりの再会・節目で頻出します。
- 久しぶりに会った人との会話の始まりに
- 年末・誕生日などの節目に
- Time flies when you're having fun.(楽しい時間はすぐ過ぎる)が定番の続き
💡 ラテン語からの長い旅
語源はローマの詩人ウェルギリウスの詩にある tempus fugit(時は逃げ去る)とされます。2000年以上前の感慨が、そのまま現代英語に残っているわけです。時間の速さへの驚きは、人類が延々と感じ続けてきたということでしょう。
会話で見てみよう
▼ 同窓会で
Can you believe it's been ten years?
もう10年だなんて信じられる?
Time flies. We were kids back then.
早いね。あの頃は子どもだったのに。
▼ 年末の職場で
It's December already.
もう12月だね。
Time flies when you're busy.
忙しいと本当にあっという間だね。
when 以下を変えると、自分の状況に合わせられる。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Time flies. | 時が経つのは早い(定番) | 再会・節目に |
| Where does the time go? | 時間はどこへ行くんだろう | しみじみ言いたいとき |
| It feels like yesterday. | 昨日のことのようだ | 過去が近く感じるとき |
| Long time no see. | 久しぶり | 再会の挨拶に |
It feels like yesterday. と組み合わせると、感慨がより豊かになります。Time flies. It feels like yesterday we started.(早いね。始めたのが昨日のことみたい)。
⚠️ 1つだけ注意
あまりに定番すぎてそれだけで会話が終わることがあります。具体的な思い出を一言添えると、会話が続きます。決まり文句は入り口であって、目的地ではありません。
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☕ ひとくちコラム 歳を取ると時間が速く感じる理由
年齢とともに時間が速く感じられる現象には、いくつかの説明が提案されています。有名なのがジャネーの法則——生涯に対する1年の比率が小さくなるため、という考え方です。
もう一つ有力なのが新しい経験の減少という説明。目新しい出来事が多い時期ほど記憶が濃く、あとから振り返ったときに長く感じられるというものです。逆に言えば、新しいことを始めると時間は伸びるかもしれません。英語学習も、その一つになり得ます。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
時の速さを感じたら Time flies.(時が経つのは早いね)。ラテン語 tempus fugit が語源。
具体的な思い出を一言添えると、会話が続きます。
具体的な思い出を一言添えると、会話が続きます。