"How about 3 p.m. on Thursday?"(木曜の午後3時はどう?)というチャットに、ネイティブの同僚が秒でこう返します。
直訳すると「私のために働く」。初見の日本人は「誰が?何が?私のために働いてくれるの…?」と混乱します。
種明かしをすると、これは "That works for me." の頭が落ちた形。「その案は私にとってうまく機能する」=「私はそれで大丈夫」という意味です。日程調整・お店選び・段取り決め、あらゆる「どう?」に対する最強の返事なのに、教科書ではまず出てきません。今日から使えるようにしていきましょう。
意味と使いどころ
"Works for me" は、提案された日時・場所・段取りに「私は問題ないよ」と返すフレーズです。「大賛成!」というより「私の都合的に支障なし」という実務的なOKが本質です。
- 会議・待ち合わせの日程調整の返事に
- 「ここのお店でいい?」など段取りの確認への同意に
- 主語を変えて "Does that work for you?"(その時間で大丈夫?)と相手の都合を聞く形も超頻出
会話で見てみよう
▼ ランチの店決め
▼ オンライン会議の時間調整
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| Works for me. | 私の都合的にOK(実務的) | 日程・段取りの調整 |
| Sounds good. | いいね(内容への好意的な同意) | 提案全般への軽いOK |
| Fine with me. | 私は構わないよ | 「反対しないよ」寄りの容認 |
| I'm down. | 乗った!(ノリノリ) | 遊びの誘いへのカジュアルな返事 |
使い分けの軸は「都合」か「気分」か。"Works for me" は都合ベース(スケジュール的に可能)、"Sounds good" は気分ベース(その案、好き)。日程調整なら works for me、旅行プランの中身に賛成なら sounds good、と覚えると迷いません。
☕ ひとくちコラム 英語の work は働きすぎ
英語の work は本当に働き者です。薬が効けば "The medicine worked."、作戦が成功すれば "The plan worked."、二人の関係がうまくいけば "We can make it work."。日本語では「効く」「成功する」「続けられる」と別々の動詞になるところを、英語は全部 work 一本で片付けます。
コアイメージは「ちゃんと機能して、望んだ結果を出す」。この感覚がつかめると、"It works." "It's not working." だけで会話の守備範囲が一気に広がります。ビジネスの現場で使う言い回しをまとめて押さえたい人はビジネス英語のページもチェックしてみてください。
今日のまとめ
今週、予定調整のチャットが来たら1回使ってみてください。返事が一気にネイティブっぽくなります。