「応募したって、どうせ受からないよ」と弱気になっている友達に、ネイティブがニヤッと笑ってこう返します。
直訳しか知らない日本人は、ちょっとドキッとします。「あなたは決して知らない…?え、私、何か責められてる?」
安心してください。誰も責めていません。この "You never know" は「先のことは誰にもわからない。だから可能性を捨てるのは早いよ」という前向きな決まり文句。宝くじからチャレンジの後押しまで、ネイティブが毎日使う口ぐせなのに、学校では教わりません。今日はこれを、会話例と一緒に「使える状態」までもっていきます。
意味と使いどころ
"You never know" は、「未来のことは誰にもわからないよ」=「良いことが起こる可能性だってある」と伝えるフレーズです。単体で返事として使うのが基本形です。
- 弱気な人に「やってみなよ、わからないよ?」と背中を押すときに
- 「まさかね」という話題に「いや、あり得るかもよ」と返すときに
- "You never know unless you try."(やってみないとわからないよ)のように文をつなげる形も定番
会話で見てみよう
▼ 海外の仕事に応募するか迷う友達と
▼ 宝くじ売り場の前で
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| You never know. | わからないよ(可能性に期待) | 励まし・チャレンジの後押し |
| Who knows? | さあね、誰にもわからない(中立) | 予想がつかない話題全般 |
| Anything can happen. | 何が起こってもおかしくない | 波乱含みの展開・試合など |
| We'll see. | そのうちわかるよ(様子見) | 結論を保留してその場を締める |
大きな違いは「期待の向き」です。"Who knows?" はどちらに転ぶかを予想しない中立の一言ですが、"You never know" は多くの場合「良い方に転ぶかもよ」という希望込み。励ましに使うならこちらが断然おすすめです。
☕ ひとくちコラム 英語の you は「あなた」とは限らない
実は英語のことわざや決まり文句には、「あなた」ではない you がゴロゴロいます。"You can't judge a book by its cover."(人は見かけによらない)、"You only live once."(人生は一度きり=YOLO)、"You get what you pay for."(安かろう悪かろう)。どれも目の前の相手ではなく「人は誰でも」の意味です。
この総称の you を知らないと、ネイティブの一般論をいちいち「自分への説教」と誤解してしまいます。逆にこれを押さえると、ことわざ系フレーズが一気に読み解けるように。you の用法を含めた文法の土台をやり直したい人はやり直し英文法からどうぞ。
今日のまとめ
今週、誰かが「どうせ無理」と言ったら1回使ってみてください。あなたの一言が挑戦のきっかけになるかも。