初めてスノーボードに乗った友人が、あっという間に滑り降りてきました。あなたは驚いてこう言います。

You're a natural.
才能あるね。
初めてなのに上手い人への称賛。努力ではなく素質を褒める。

natural は形容詞で「自然な」。ここでは名詞で使われています。

a natural は「生まれつき向いている人」。You're a natural. で「才能あるね」「筋がいいね」という称賛になります。初めてなのに上手い人への定番です。

意味と使いどころ

You're a natural. は努力ではなく素質・センスを褒める表現です。初挑戦なのに上手い場面で特に効きます。

💡 名詞になる形容詞 英語では形容詞がそのまま人を指す名詞になることがあります。a natural(天性の才の持ち主)、a regular(常連)、a professional(プロ)、the elderly(高齢者)。冠詞が付いていたら名詞と見分けるのがコツです。

会話で見てみよう

▼ 初めてのスノーボードで

I've honestly never done this before.
正直、これ初めてなんだけど。
No way. You're a natural.
うそでしょ。才能あるよ。

▼ 新人のプレゼンを見て

That was my first time presenting to a client.
クライアントへのプレゼン、初めてでした。
You're a natural at this.
これ、向いてるね。
at 〜 を足すと分野が明確になる。

似ている表現との違い

表現ニュアンス場面
You're a natural.才能あるね(素質を褒める)初めてなのに上手いとき
You're really good at this.これ本当に上手いね(実力)経験者にも使える
You picked that up fast.覚えるの早いね(習得の速さ)上達の速さを褒めるとき
You have a knack for it.コツをつかむのがうまい器用さを褒めるとき

努力を重ねてきた人には You've worked really hard. のほうが響くことがあります。素質を褒めると、努力が見えていないと感じさせる場合があるためです。

⚠️ 1つだけ注意 長年練習してきた人に You're a natural. と言うと、積み重ねを軽く見たように受け取られることがあります。相手の経歴が分からないときは、努力と素質の両方に触れるのが安全です。
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☕ ひとくちコラム 才能と努力、どちらを褒めるか

教育心理学では、能力そのものより努力や工夫を褒めるほうが、その後の挑戦意欲が高まるという研究が知られています(いわゆる成長マインドセットの議論)。

とはいえ You're a natural. が悪いわけではありません。初挑戦の人に自信を与える効果は確かにあります。使い分けるなら、入り口では素質を、継続中は努力を褒めるのがよさそうです。

今日のまとめ

📌 3秒でおさらい 初めてなのに上手い人には You're a natural.(才能あるね)a が付いたら名詞という英語の特徴も一緒に。
努力を重ねてきた人には、その過程を褒めるほうが響きます。
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