旅行の話で盛り上がっている最中、あなたはふと思い出してこう切り出します。
That reminds me, did you get my message?
それで思い出した、私のメッセージ見た?
直前の話をきっかけに別の話題へ移る、自然なつなぎ。
remind は「思い出させる」。主語が That(それ)なので、日本語の発想では作れない文です。
意味は「その話で思い出したんだけど」。話題を変えても失礼にならないという点で、会話上手が必ず持っているカードです。
意味と使いどころ
That reminds me, は直前の話をきっかけに、別の話題へ移るときのつなぎです。話を聞いていた証拠にもなります。
- 話の流れから別件を思い出したとき
- 唐突にならずに用件を切り出したいとき
- Speaking of which,(その話といえば)とセットで覚えたい
💡 無生物主語の代表例
remind は「人に思い出させる」という他動詞で、主語には出来事やモノが来ます。That reminds me.(それが私に思い出させる)、This song reminds me of summer.(この曲は夏を思い出させる)。日本語なら「思い出した」と自分を主語にするところを、英語はきっかけを主語に立てます。
会話で見てみよう
▼ 旅行の話の途中で
We're thinking of going to Okinawa in September.
9月に沖縄行こうかと思ってて。
That reminds me, I still have your beach umbrella.
それで思い出した、まだビーチパラソル借りっぱなしだ。
▼ 職場の雑談から本題へ
The new coffee machine is finally working.
新しいコーヒーマシン、やっと動くようになったね。
That reminds me, can we talk about the budget?
それで思い出したけど、予算の件話せますか?
雑談から本題へ移るときの潤滑油になる。
似ている表現との違い
| 表現 | ニュアンス | 場面 |
|---|---|---|
| That reminds me, | それで思い出したんだけど | 直前の話から別件へ移るとき |
| Speaking of which, | その話といえば | 同じ話題を発展させるとき |
| By the way, | ところで | 無関係な話題に移るとき |
| Before I forget, | 忘れないうちに言うと | 用件を先に済ませたいとき |
Speaking of which, は関連する話題へ、That reminds me, は連想でつながった別件へ。By the way, は完全に無関係でも使えますが、そのぶん唐突さも残ります。
⚠️ 1つだけ注意
相手がまだ話し終えていないうちに使うと、話をさえぎった形になります。一区切りついてから使うのが礼儀。急ぎの用件なら Sorry to interrupt, but 〜 と断るのが親切です。
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☕ ひとくちコラム 会話は「つなぎ」で決まる
英会話が続かない人の多くは、単語力ではなくつなぎの言葉を持っていません。話題が尽きたときに沈黙が生まれるのは、次の話題への橋がないからです。
That reminds me, / Speaking of which, / Anyway, / By the way, ——この4つを持っておくだけで、会話は自分から動かせるようになります。話す内容より、話をつなぐ道具を先に揃える。これが会話力の近道です。つなぎ表現はフレーズ帳に多数収録しています。
今日のまとめ
📌 3秒でおさらい
連想で別件を思い出したら That reminds me,(それで思い出したんだけど)。話を聞いていた証拠にもなる優秀なつなぎ。
相手が話し終わってから使うのが礼儀です。
相手が話し終わってから使うのが礼儀です。