夕食を食べていて「なんか味が薄いな」と思ったとき、英語では This is bland. と言います。物足りなさをはっきり伝えられる、いちばん自然な言い方です。

ここで薄い→light と直訳して The flavor is light. と言うと、実は伝わりません。英語の light は「あっさりしていて上品」「ヘルシー」という、むしろポジティブな響きを持つ言葉だからです。「もっと味が欲しい」という不満は、light では出てきません。

This is bland.
味が薄い
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。

なぜ「The flavor is light.」ではないのか

bland は「刺激や個性がなく、物足りない」という意味の形容詞で、料理に対して使うと確実にネガティブな評価になります。塩気や旨味が足りずがっかりした気持ちを、ひとことで表せるのが bland です。

一方 light は、カロリーが低い・脂っこくない・あっさりしているという、体にやさしい印象を伝える言葉。日本語の「薄味で上品」に近いのはむしろこちらで、「物足りない」という不満とは真逆の場面で使われます。同じ「薄い」でも、伝えたい気持ちによって選ぶ単語がまったく違うわけです。

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会話で見てみよう

How's the soup?
スープどう?
Honestly, it's a bit bland. Could you pass the salt?
正直ちょっと味が薄いかな。塩取ってもらえる?
Sure, here you go.
はい、どうぞ。

言い換えのバリエーション

英語使いどころ
This is bland.味が薄い(いちばん自然な不満)
It needs a bit more salt.塩気が足りないと具体的に言うとき
It's a bit under-seasoned.少し丁寧に言いたいとき
It could use more flavor.やわらかく物足りなさを伝えるとき
⚠ ここだけ注意 上品な薄味をほめたいときに bland を使うと、逆に「まずい」という意味に取られます。その場合は This has a delicate, mild flavor. のように、mild や delicate を使ってください。
⚡ 3秒まとめ
  • 味が薄いは This is bland.
  • light は「あっさり・ヘルシー」というポジティブな意味
  • 上品な薄味をほめるなら mild / delicate

「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。

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