家を出る直前に忘れ物に気づいたり、駅に着いた瞬間に電車が行ってしまったり。そんな風に一日の出だしでやる気や勢いをそがれてしまう「出鼻をくじかれた」は、英語では That got my day off to a bad start.(それで一日の出だしが悪くなった)と言うのがいちばん自然です。

「出鼻」の「鼻」と、「くじく」(足首をくじく、のように捻挫の意味でも使う語)から連想して I sprained my nose. と直訳しても、英語では単に「鼻を捻挫した」という怪我の話になってしまい、朝の調子が狂った、という意味はまったく伝わりません。体の部位の話ではなく、中身である「幸先の悪さ」をそのまま言うのがポイントです。

That got my day off to a bad start.
出鼻をくじかれた
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。

なぜ「I sprained my nose.」ではないのか

get off to a bad start は「(一日・週・プロジェクトなどが)悪いスタートを切る」という意味の言い回しで、day を week や morning に入れ替えても使えます。That got my day off to a bad start. は、何か1つの出来事が原因で調子が狂ったと言いたいときにぴったりです。

やる気そのものが削がれたニュアンスを強めたいときは、It really took the wind out of my sails.(すっかりやる気をそがれた)も近い場面で使えます。もう少し軽く「朝から調子が狂った」と言うだけなら That threw me off this morning. でも十分伝わります。

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会話で見てみよう

You look a little down today. Everything okay?
今日なんか元気ないね。大丈夫?
Not really. I spilled coffee on my shirt right before I left the house.
うーん。家を出る直前にコーヒーをシャツにこぼしちゃって。
Ouch. That got your day off to a bad start.
うわ、それは出鼻をくじかれたね。

言い換えのバリエーション

英語使いどころ
That got my day off to a bad start.出鼻をくじかれた、といういちばん自然な言い方
It really took the wind out of my sails.やる気そのものが削がれたと強調したいとき
That threw me off this morning.軽く「朝から調子が狂った」と言いたいとき
Talk about a rough start.「幸先が悪いね」と相手の話に軽く同調するとき
⚠ ここだけ注意 「出鼻」や「くじく」を鼻や捻挫と結びつけて I sprained my nose. のように言っても、英語では鼻を怪我した話にしかなりません。体の部位の話ではなく、「一日の出だしでやる気をそがれた」という中身をそのまま言ってください。
⚡ 3秒まとめ
  • 出鼻をくじかれたは That got my day off to a bad start.
  • sprained my nose と直訳しても、鼻の怪我の話になり伝わらない
  • やる気が削がれた側面を強調するなら took the wind out of my sails も使える

「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。

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