朝の通勤電車で、見間違いかと思うほど驚く光景に出くわして、つい振り返ってしまう。その「二度見した」は、英語では I did a double take. と言うのがいちばん自然です。
「二度」を twice、「見る」を look と考えて I looked twice. と言っても、文法的には間違っていません。ただ、これだと「単に2回見た」という平坦な事実しか伝わらず、驚いて思わず見返したという核心のニュアンスが抜けてしまいます。英語では、この驚きを伴う二度見そのものを double take という決まった言い方で表します。
I did a double take.
二度見した
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。
なぜ「I looked twice.」ではないのか
do a double take はもともと演劇やコメディで使われていた表現で、一度目に見過ごしたものにあとから気づき、驚いてすぐにもう一度見てしまう動作を指す決まり文句です。信じられない光景に出くわしたときに Everyone did a double take when he walked in.(彼が入ってきたとき、みんな二度見した)のように使います。
一方、look twice は「確認のためにもう一度見る」程度の、驚きを含まない中立的な言い方です。見間違いかと思うほどの驚きを強調したいときは、 I thought I was seeing things.(見間違いかと思った)もよく使われます。
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会話で見てみよう
You look surprised. What happened on your way here?
驚いた顔してるけど、来る途中なにかあったの?
I saw my boss jogging in a chicken costume. I did a double take.
上司がニワトリの着ぐるみでジョギングしてるのを見て、思わず二度見しちゃって。
No way, are you serious?
まさか、本気で言ってる?
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| I did a double take. | 二度見した、いちばん自然な言い方 |
| I had to look twice to believe it. | 信じられなくて二度見した、と驚きの度合いを強調するとき |
| I thought I was seeing things. | 見間違いかと思うほど驚いたとき |
| I couldn't believe my eyes. | 目を疑うほど驚いたという気持ちを伝えるとき |
⚠ ここだけ注意
I looked twice. は文法的には正しいものの、驚いて思わず見返したという核心のニュアンスが伝わりません。二度見した、という驚きを伝えたいときは do a double take を使ってください。
⚡ 3秒まとめ
- 二度見したは英語で I did a double take.
- look twice だと「2回見た」という事実だけで、驚きのニュアンスが伝わらない
- 見間違いかと思うほど驚いたときは I thought I was seeing things. も使える
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。