夕食を食べ終えて箸を置いた瞬間に出てくる「ごちそうさま」。実はこの一言にぴったり対応する英語はありません。いちばん近い言い方はThank you for the meal! で、作ってくれた人やごちそうしてくれた人にそのまま使えます。
ここで「馳走(ちそう)になった」を直訳して I was treated. とだけ言うと、意味がずれてしまいます。treat には「おごる」「特別に扱う」という意味があり、これだけを食後にぽつんと言うと「(誰かに)何かおごってもらった」という報告のように聞こえ、感謝を伝えるあいさつとしては通じにくくなります。
Thank you for the meal!
ごちそうさま
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。
なぜ「I was treated.」ではないのか
Thank you for the meal! は、料理を作ってくれた人やごちそうしてくれた人に向けて使う、いちばん汎用的な感謝の言い方です。家庭の夕食でも、レストランでおごってもらったときでもそのまま使えます。作った本人が目の前にいるときは、That was delicious! と料理そのものを褒める言い方もよく使われます。
英語圏には「ごちそうさま」のように、食後に必ず言う決まり文句がありません。食べ終えたらそのまま席を立つことも珍しくなく、感謝を言葉にするかどうかはそのときの状況次第です。だからこそ、日本語の「ごちそうさま」を一語で置き換えようとせず、誰に何を感謝しているかをそのつど言葉にするのが英語らしい伝え方です。
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会話で見てみよう
That was delicious! Thank you for the meal.
美味しかった!ごちそうさまでした。
You're welcome. I'm glad you liked it.
どういたしまして。気に入ってもらえてよかった。
Can I help with the dishes?
お皿洗うの手伝おうか?
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| Thank you for the meal! | ごちそうさま(いちばん自然な言い方) |
| That was delicious! | 料理そのものを褒めたいとき |
| Thanks for having me over. | 招いてくれた家に対して言うとき |
| I'm so full, thank you! | お腹いっぱいと感謝を合わせて言うとき |
⚠ ここだけ注意
I was treated. は「おごってもらった」という報告に聞こえ、感謝のあいさつとしては不自然です。誰かにごちそうになったことを伝えたいときは、Thank you for treating me. のように treat を動詞で使ってください。
⚡ 3秒まとめ
- ごちそうさまは Thank you for the meal!
- 英語に食後の決まり文句はない
- 料理を褒めるなら That was delicious!
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。