目が覚めたら予定の時刻をとっくに過ぎていた、というときの「寝坊した」は、英語ではI overslept.がいちばん自然です。oversleep は「寝るつもりだった時間を超えて眠ってしまう」という意味の動詞で、アラームに気づかなかった、設定を忘れていた、といった自分の意図とは関係なく起きてしまった結果であることが、この一語にちゃんと含まれています。

ここで「寝坊した」をそのままI slept in.と言ってしまうと、ニュアンスがずれます。sleep in は休日などにゆっくり寝ていたい、という自分の意思で遅くまで寝ていたときに使う言い方で、遅刻して困っているという事故感が伝わりません。遅刻の弁解として言うと、のんびり朝寝坊したように聞こえてしまいます。

I overslept.
寝坊した
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。

なぜ「I slept in.」ではないのか

oversleepは「予定していた時間を超えて(over)眠る(sleep)」という成り立ちの語で、アラームを聞き逃した・寝落ちした、といった不本意な寝坊をそのまま表せます。過去形はoversleptで、遅刻した理由を説明するときにぴったりの一言です。

一方sleep inは、休みの日に自分の意思で遅くまで寝ていることを指す言い方で、むしろ「ちゃんと休めた」というポジティブな響きさえあります。平日に寝坊して焦っている場面ではoversleepを使うことで、意図せず起きてしまった状況が正しく伝わります。

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会話で見てみよう

You're late. What happened?
遅刻だね。どうしたの?
Sorry, I overslept. My alarm didn't go off.
ごめん、寝坊した。アラームが鳴らなくて。
Oh no, that's rough. Glad you made it.
それは大変だね。来られてよかった。

言い換えのバリエーション

英語使いどころ
I overslept.寝坊した、といちばん短く伝える言い方
My alarm didn't go off.アラームが鳴らなかった、と理由を添えるとき
I overslept and missed the bus.寝坊してバスに乗り遅れた、と結果まで伝えるとき
I slept in.休日にゆっくり寝ていた、という意図的な寝坊のとき
⚠ ここだけ注意 sleep inは休日などに自分の意思で遅くまで寝ていることを指すため、遅刻した理由として使うと、のんびり寝坊したような軽い印象になってしまいます。
⚡ 3秒まとめ
  • 「寝坊した」はI overslept.
  • oversleep は意図せず予定の時間を過ぎて寝てしまうこと
  • 休日にゆっくり寝ていたいときはsleep inで区別する

「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。

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