改札が見えた瞬間に発車ベル。全力で走ってホームに着いたら、肩を上下させながら呼吸を整える――この「肩で息をしてる」状態は、英語ではI'm out of breath.と言うのがいちばん自然です。日本語では呼吸の荒さを肩の動きで説明しますが、英語ではそこを経由せず、息そのものの状態をそのまま言います。

ここで日本語の「肩で息をする」をそのまま英語にしてMy shoulders are breathing.と言うと、ネイティブには何の話かわかりません。肩が息をするという発想自体が英語にはなく、ただ奇妙な文に聞こえてしまうからです。

I'm out of breath.
肩で息をしてる
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。

なぜ「My shoulders are breathing.」ではないのか

out of breathは、呼吸が切れて整わない状態をそのまま表す定番の言い方で、走った直後にも、階段を上り切った直後にも使えます。呼吸の荒さをもっとそのまま伝えたいときはI'm panting.も自然です。pant は犬が使う言葉という印象を持たれがちですが、人が運動の後に荒く息をする場面でも普通に使われます。

一方でgasping for breath (air)は、もう一段切迫した表現です。溺れかけたり、喉に物を詰まらせたりといった、息ができないほど追い込まれた場面で使われることが多く、電車に乗るために走った程度の息切れに使うと、少し大げさに響きます。場面に応じて使い分けましょう。

スポンサーリンク

会話で見てみよう

Sorry I'm late! I'm so out of breath.
遅れてごめん!めっちゃ肩で息してる。
Did you run here?
ここまで走ってきたの?
Yeah, I just made the train by a few seconds.
うん、数秒差で電車に乗れた。

言い換えのバリエーション

英語使いどころ
I'm out of breath.肩で息をしてるときの基本の言い方
I'm panting.呼吸が荒い様子をそのまま伝える言い方。人にも使う
I'm winded.運動直後に一時的に息が切れている状態を言うカジュアルな言い方
My shoulders are breathing.肩を主語にした直訳で、英語では伝わらない言い方
⚠ ここだけ注意 gasping for breathは息ができないほど切迫した場面向けの強い表現です。駅まで走った程度の息切れにはI'm out of breath.やI'm panting.がちょうどいい強さです。
⚡ 3秒まとめ
  • 肩で息をしてるはI'm out of breath.
  • 呼吸の荒さをそのまま伝えるならI'm panting.
  • gasping for breathは切迫した場面向けの強い表現

「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。

言えそうで言えない英語をすべて見る →