出勤前に鏡の前で身支度をしていて、前日に切ってもらった髪型がふと目に入る。そんな「髪を切った」は、英語では I got my hair cut. と言います。get + 目的語 + 過去分詞 という形を使うことで、「(誰かに)髪を切ってもらった」という意味をそのまま表せます。
ここでうっかり I cut my hair. と言ってしまうと、相手は「自分でハサミを入れたんだ」と受け取ってしまいます。cut は動作の主語がそのまま実行者になる動詞なので、I cut my hair. だと「自分の手で髪を切った」という意味になり、美容院やバーバーで切ってもらった場合とはニュアンスがずれてしまうからです。誰かにやってもらった作業には、cut ではなく get ... cut の形を使うのがポイントです。朝、同僚に髪型の変化を気づかれたときや、通勤前に家族と話すときなど、身だしなみの変化を伝えたい場面で使えます。
なぜ「I cut my hair.」ではないのか
get + 目的語 + 過去分詞(使役の get)は、「(自分ではなく)誰かに〜してもらう」という意味を表す形です。I got my hair cut. は直訳すると「髪を切られた状態にしてもらった」で、美容師やバーバーに切ってもらったことがそのまま伝わります。同じ形は I got my nails done.(ネイルをしてもらった)や I got my car washed.(洗車してもらった)のように、他人に作業を頼んだ場面全般で使えます。
アメリカ英語では get を使った I got my hair cut. が一般的ですが、イギリス英語では have を使った I had my hair cut. の方がよく使われます。意味の違いはなく、get/have どちらも使役の役割を果たしています。一方 I cut my hair. は、動作の主語である I がそのまま切った本人になるため、自分でハサミを入れて切ったという意味に聞こえてしまいます。誰かにやってもらったことを言うときは、cut ではなく get/have を使ってください。
会話で見てみよう
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| I got my hair cut. | 髪を切った(切ってもらった)、の基本の言い方(米) |
| I had my hair cut. | 同じ意味の言い方(英) |
| I got a haircut. | haircut を名詞として使う、より簡単な言い方 |
| I cut my hair myself. | 本当に自分でハサミを入れて切ったとき |
- 髪を切った(切ってもらった)は I got my hair cut. が近い言い方。get + 目的語 + 過去分詞で「誰かにしてもらう」を表す
- I cut my hair. は自分でハサミを入れて切ったという意味に聞こえる
- イギリス英語では get の代わりに have を使い、I had my hair cut. と言うことが多い
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。