布団から出なきゃいけないのは分かっているのに、体が動かない。休日の朝、掃除や洗濯に手をつけなきゃと思いながらもソファから立てない――そんな「腰が重い」は、英語ではI can't get myself moving. と言います。get oneself moving は「自分の体を動かす、行動を起こす」という意味のフレーズで、やる気はあるのに体が動かない感覚をそのまま表せます。
ここで「腰が重い」を直訳して My hips are heavy. や My back is heavy. と言ってしまうと、ネイティブには「腰(hip/back)が物理的に重い、痛い」という意味に聞こえます。日本語の「腰が重い」は性格や気分の話で、実際に腰が痛いわけではありません。体の部位をそのまま英語にするのではなく、slow to get started(なかなか取りかかれない)という意味のまとまりに発想を切り替える必要があります。
なぜ「My hips are heavy.」ではないのか
get moving は「動き出す、取りかかる」という意味の言い方で、I can't get myself moving. は「自分を動かせない、なかなか動き出せない」というニュアンスになります。何が原因で腰が重いのかを言いたいときは I can't get myself moving on the laundry.(洗濯になかなか手がつかない)のように、on 〜 で対象を添えるだけで通じます。
もう少しカジュアルに「やる気が起きない」と言いたいときは、I just can't get motivated.(どうもやる気が出ない)も便利です。意図的にぐずぐず先延ばしにしているニュアンスを出したいときは I've been dragging my feet on it.(それをずるずる先延ばしにしている)という言い方もありますが、こちらは「わざと」感が強いので、単に体が動かないだけなら can't get myself moving のほうが近い響きです。
会話で見てみよう
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| I can't get myself moving. | 腰が重い、の基本の言い方 |
| I can't get myself moving on the laundry. | 何に腰が重いのか対象を言うとき |
| I just can't get motivated. | やる気が起きない、と言いたいとき |
| I've been dragging my feet on it. | わざとずるずる先延ばしにしているとき |
- 腰が重いは I can't get myself moving. が自然な言い方
- hips や back を直訳すると体の痛みの話に聞こえてしまう
- わざと先延ばしにしているなら dragging my feet も使える
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。