朝いちばんにLINEやメールを送ったら、相手からもほぼ同時に別の返信が来ていた、というときの「行き違いになった」は、英語ではOur messages must have crossed.がいちばん自然です。crossには「(手紙や連絡が)すれ違う」という意味があり、二通の手紙がお互いを知らずに行き交う様子から、同時に送った連絡が噛み合わなかった状況をそのまま表せます。must haveは「きっと〜したのだろう」と状況から推測する言い方で、誰のせいでもないという空気も一緒に伝わります。
ここで「行き違いになった」をそのままSorry for the confusion.と言ってしまうと、ニュアンスが変わります。この言い方は「自分が混乱させてしまった」という一方的な謝罪に聞こえ、二人の連絡がたまたま同じタイミングで交差しただけ、という対等な状況の説明にはなりません。
Our messages must have crossed.
行き違いになった
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。
なぜ「Sorry for the confusion.」ではないのか
crossはもともと、郵便で送った手紙が相手からの手紙とすれ違う、という意味で使われてきた言い方です。メールやLINEでも、相手が返信する前に自分も同じ内容を送っていた、というタイミングのズレをひとことで説明できます。must have crossedの形にすると、証拠はないけれど状況からほぼ確実にそうだろう、という柔らかい推測になります。
似た形のget our wires crossedは、連絡のタイミングではなく、指示や情報の内容そのものが食い違ったときに使う言い方なので、混同しないようにします。また、メールではなく実際に会う約束をしていて会えなかったときは、we missed each otherを使う方が自然です。
スポンサーリンク
会話で見てみよう
Did you see my text about the meeting time?
さっきの、集合時間についてのメッセージ見た?
Yeah, but I already sent you a different time before that.
うん、でもその前に別の時間を送ってたよ。
Oh, our messages must have crossed. Let's just go with 9am.
あ、行き違いになってたんだね。じゃあ9時でいいや。
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| Our messages must have crossed. | メールやLINEが行き違いになった、と伝える一番自然な言い方 |
| Our texts crossed. | LINEやSMSでの行き違いを、よりくだけて言うとき |
| We must have sent these at the same time. | 同時に送っていたことをはっきり言いたいとき |
| We missed each other. | メールではなく、実際に会えずにすれ違ったとき |
⚠ ここだけ注意
we missed each otherは、待ち合わせなどで実際に会えなかったときに使う言い方です。メールやLINEの行き違いを言うときは、crossを使う方が自然に伝わります。
⚡ 3秒まとめ
- 「行き違いになった」はOur messages must have crossed.
- cross は手紙や連絡がすれ違うという意味で、朝のメールやLINEにもそのまま使える
- 実際に会えずにすれ違ったときはwe missed each otherで区別する
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。