朝、同僚と顔を合わせたときに、日本語では時間帯を気にせず「お疲れ様です」と声をかけます。ところがこの一言にぴったり対応する英語はありません。朝いちばんの挨拶なら、素直に Good morning! と言うのがいちばん自然です。
ここで「疲れているだろうな」という気遣いのつもりで You must be tired. とだけ言うと、まったく別の意味に伝わります。相手は本当に疲れて見えるのか心配になり、Huh? No, I just got here. Are you okay? と聞き返されることもあります。お疲れ様ですは労いのニュアンスを含む万能の挨拶であって、相手の体調を尋ねる言葉ではありません。
Good morning!
お疲れ様です
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。
なぜ「You must be tired.」ではないのか
お疲れ様です は、出社したとき、すれ違ったとき、電話に出るとき、仕事を終えて帰るときまで、場面を問わず使える万能の挨拶です。英語にはこれ一語に対応する決まり文句がなく、場面ごとにふつうの挨拶に置き換えるのが自然です。朝の出社時なら Good morning!、電話に出るときは Hi, this is ~ speaking. のように名乗る、一日の終わりには Great work today! や See you tomorrow! といった具合です。
英語圏のオフィスにも同僚の労をねぎらう言葉自体はありますが、日本語のように毎回のあいさつとして形式的に使うことは少なく、実際に何かをやり遂げたときや、大変な作業を手伝ってもらったときに使う印象が強めです(職場や地域によって差はあります)。だからこそ、お疲れ様ですを一語で置き換えようとせず、その場にふさわしいふつうの挨拶を選ぶほうが自然に伝わります。
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会話で見てみよう
You must be tired.
(朝、顔を合わせて)お疲れ様です。
Huh? No, I just got here. Are you okay?
え?ううん、来たばかりだけど。大丈夫?
Oh, sorry — I just meant 'good morning'!
あ、ごめん、『おはよう』のつもりだった!
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| Good morning! | 朝、顔を合わせたときのいちばん自然な言い方 |
| Hi, this is Sato speaking. | 電話に出るときの、お疲れ様ですの代わりになる名乗り方 |
| Great work today! | 一日の終わりに労いたいとき |
| See you tomorrow! | 退勤時に交わす、お疲れ様ですの代わりの言い方 |
⚠ ここだけ注意
You must be tired. は文字通り「疲れているのでは」と気遣う言葉に聞こえ、あいさつのつもりで言うと相手を心配させてしまいます。お疲れ様ですの代わりには、その場にふさわしいふつうの挨拶(Good morning! など)を選んでください。
⚡ 3秒まとめ
- お疲れ様ですにぴったり対応する英語はなく、場面に合わせて Good morning! などふつうの挨拶に置き換える
- 直訳の You must be tired. は、本当に心配していると誤解されやすい
- 電話に出るときは Hi, this is ~ speaking. のような名乗りで代用できる
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。