朝一番の打ち合わせで、誰も言い出せない重い空気が流れている。そんなときに同僚へ「ちょっと空気読んでよ」と耳打ちするときの「空気を読む」は、英語では Read the room. と言うのがいちばん自然です。
「空気」を air、「読む」を read と考えてそのまま Please read the air. と言っても、英語では意味不明な文になってしまいます。英語では場の雰囲気をroom という単語で表すため、「空気」ではなく「部屋(=その場)を読む」という発想に切り替える必要があります。
Read the room.
空気を読んで
これが答えです。以下で、なぜこの言い方になるのかを説明します。
なぜ「Please read the air.」ではないのか
read the room は、会議や飲み会など複数人が集まる場で、その場に流れる雰囲気や人々の反応を観察して、それに合わせて発言や行動を調整するという意味の決まり文句です。朝のミーティングで誰かが的外れな冗談を言ったときに He really didn't read the room there.(あの人、ほんとに空気読めてなかったね)のように使えます。
一方、一対一で相手が遠回しに伝えているサインに気づいてほしいときは take a hint(ほのめかしに気づく)の方が合います。Can't you take a hint? は「少しは察してよ」という個人向けの言い方で、場全体の空気を指す read the room とは対象が違う点に注意してください。
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会話で見てみよう
Everyone went quiet after the boss mentioned the budget cuts.
部長が予算削減の話をしたら、みんな急に黙り込んだね。
Yeah, now's not the time to bring up the new project idea.
うん、今は新しいプロジェクトの話を切り出すタイミングじゃないな。
Good call. Read the room and wait until after the meeting.
それでいい。空気を読んで、会議が終わってから話そう。
言い換えのバリエーション
| 英語 | 使いどころ |
|---|---|
| Read the room. | 空気を読んで、いちばん自然な言い方 |
| Can't you take a hint? | 一対一で、相手のほのめかしに気づいてほしいとき |
| He has no sense of the mood. | 空気が読めない人そのものを指すとき |
| Let's save that for later. | 空気を読んだ結果として、具体的な行動で伝えるとき |
⚠ ここだけ注意
Please read the air. は英語として意味が通じません。場の雰囲気を伝えたいときは room を使った read the room が正解です。
⚡ 3秒まとめ
- 空気を読んでは英語で Read the room.
- 空気を直訳した read the air は英語として意味が通じない
- 一対一でほのめかしに気づいてほしいときは take a hint も使える
「これ英語で何て言うんだろう」を、毎日1本ずつ潰していきます。