Part 5は30問。ここで時間を使いすぎると、Part 7が丸ごと犠牲になります。目標は1問20秒。それが可能なのは、選択肢を見た瞬間に解法が決まる問題が相当数あるからです。
🎯最初にやるのは、文を読むことではない
Part 5の正しい手順はこうです。
- 選択肢を先に見る — ここで問題の種類が決まります
- 種類に応じて、読む範囲を決める
- 必要な範囲だけ読んで解く
選択肢のパターンで解法が決まる
| 選択肢の見た目 | 問題の種類 | 読む範囲 |
|---|---|---|
| 語尾だけ違う (inform / information / informative) | 品詞問題 | 空所の前後だけ |
| 形が違う同じ動詞 (has been / will be / is) | 時制・態 | 時を示す語を探す |
| 前置詞や接続詞が並ぶ | つなぎ言葉 | 前後の2文の関係 |
| まったく違う単語が4つ | 語彙問題 | 全文 |
🎯品詞問題の即答パターン
覚えるのは位置と品詞の対応だけです。
the ____ of → 名詞(冠詞と of に挟まれたら名詞)a ____ report → 形容詞(冠詞と名詞のあいだ)will ____ the plan → 動詞の原形____ increased → 副詞(動詞を修飾)is ____ to → 形容詞か過去分詞語尾で品詞を見分けられるようにしておくと、さらに速くなります。
- -tion / -ment / -ness / -ity / -ance → 名詞
- -ous / -ive / -al / -ful / -able → 形容詞
- -ly → 副詞(ただし friendly、costly など形容詞の例外あり)
- -ize / -ify / -en → 動詞
TOEICのスコアを決めているのは、テクニックより語彙量です。 当サイトの語彙力テストなら、3分でいまのレベルがCEFR判定で出ます。 「単語をやるべきか、演習に進むべきか」の判断がその場で付きます。
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語彙問題(選択肢が全部違う単語)は、知らなければ絶対に解けません。考えても出てこないものは、いくら粘っても出てきません。
そして語彙問題を減らす唯一の方法が、語彙を増やすことです。TOEICは出る単語の傾向が非常にはっきりしているので、専用の単語帳が最も効率がいい領域でもあります。覚え方は英単語の覚え方にまとめました。
🎯品詞以外の3タイプも、パターンで解ける
タイプ①:時制と態(選択肢が同じ動詞の変形)
選択肢が has been / will be / is / was のように並んでいたら、文中の「時を示す語」を探すだけです。
last year / yesterday / in 2020 → 過去形since / for the past three years → 現在完了next month / by the end of ... → 未来every day / usually → 現在形態(能動か受動か)は主語が「する側」か「される側」かだけ。The report was submitted by Mr. Sato.(報告書は提出された)のように、主語が物なら受動を疑うのが早いです。
タイプ②:つなぎ言葉(前置詞か接続詞か)
because / because of、although / despite——この手の問題は意味ではなく後ろの形で決まります。
because / although / while / when後ろが名詞のかたまり →
because of / despite / during / due toだから解き方はこうです。空所の後ろを見て、SとVがあるかを確認する。意味を考えるのは、それでも2つ残ったときだけで十分です。
タイプ③:語彙問題(選択肢が全部違う単語)
唯一、全文を読む必要があるタイプです。そして知らなければ解けません。ここでの判断基準は1つ。
語彙問題の割合は決して低くありません。つまりPart 5のスコアは、最終的に語彙量で決まるということです。テクニックで稼げるのは品詞・時制・つなぎ言葉までで、そこから先は単語の積み上げが必要になります。
❓よくある質問
Q. Part 5は何分で解くのが理想ですか?
A. 600点なら12分、730点なら10分、860点以上を狙うなら8分が目安です。30問なので1問20秒の計算になります。ここを短縮できるかどうかが、そのままPart 7に使える時間になります。
Q. 品詞問題は本当に読まなくても解けますか?
A. 多くの場合は空所の前後だけで解けます。ただし「文全体の構造を見ないと主語が特定できない」ケースもあるので、前後を見て決まらなければ文全体を見るという順番にしてください。
Q. 分からない問題はどうすればいいですか?
A. 20秒で決まらなければマークして次へ進んでください。TOEICは誤答による減点がないので、空欄にする理由はありません。迷ったら同じ記号で埋めると決めておくと、判断の時間も節約できます。