📖くわしく解説します
一度挨拶したのに名前が思い出せない——気まずさのあまり、多くの日本人英語学習者はHey! や Buddy! のような呼びかけでその場をごまかそうとします。しかしマナー講師の間で共有されている助言は逆で、"What was your name again?"(お名前、もう一度教えていただけますか)と正直に聞き直すほうが好印象だとされています。変にごまかそうとする方が、後でボロが出たときに気まずさが増すからです。
とはいえ、直接聞くのが気まずい場面でよく使われるのが「紹介トリック」です。第三者が近くにいるときに"Have you two met? This is my friend Emily."(お二人はもう面識ありますか? こちら友人のEmilyです)のように紹介を持ちかけると、相手は自然な流れで自分の名前を名乗り返してくれます。名前を尋ねる代わりに、名乗る流れそのものを作ってしまうわけです。
ただしこのテクニックにも限界はあります。同じ人と何度も顔を合わせているのに毎回忘れている素振りを見せたり、大勢の前で名前を尋ねて相手に恥をかかせたりするのはマナー違反とされています。特に「実は覚えていない」と悟らせないようにするのが基本姿勢で、紹介トリックを使いすぎるとかえってわざとらしさが伝わってしまうこともあります。
実用的なコツとしては、名前を教えてもらった直後に"Nice to meet you, Emily."のように一度復唱すると記憶に残りやすくなります。また、直接名前を聞く代わりに「どこで会いましたっけ?」「どちらのご出身でしたっけ?」と周辺情報から尋ねるのも、記憶の糸口をたぐり寄せる手として使われています。
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❓まとめ
Q. 会話中に相手の名前を忘れてしまったとき、ネイティブはどう切り抜けている?
A. 実は「素直に聞き直す」のが一番スマートだとされていて、それに加えて別の人へ「紹介」する形で相手自身に名乗らせるという定番のテクニックもあります。