答え19世紀アメリカのダンス大会「ケークウォーク」で、優勝賞品がケーキだったから。
📖くわしく解説します
1870年代のアメリカ南部で流行した cakewalk は、一番優雅に歩いたペアがケーキをもらえるという催しでした。「歩くだけでケーキがもらえる」この気楽さから、cakewalk 自体が「楽勝」を意味する単語になります。
そこから派生したのが a piece of cake。「ケーキひと切れくらい簡単に手に入る」というニュアンスです。
同じ「楽勝」でも英語には a walk in the park、easy as pie などバリエーションがあり、食べ物と散歩に偏っているのが面白いところ。
cakewalk のその後も面白い展開をたどります。この催しで使われた音楽がラグタイムとして楽曲化され、やがてジャズの源流のひとつになりました。言葉は「楽勝」に、音楽はジャズに——ひとつの催しが2方向に化けたわけです。
使うときの注意点がひとつ。終わったテストについて It was a piece of cake. と言うと、状況によっては自慢に聞こえます。角を立てたくなければ It went better than I expected. のほうが無難。逆に「簡単じゃなかった」は It was no walk in the park. と言います。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
Don't worry, the test was a piece of cake.
心配ないよ、テストは楽勝だった。
❓まとめ
Q. 「楽勝」がなぜ piece of cake(ケーキ一切れ)なの?
A. 19世紀アメリカのダンス大会「ケークウォーク」で、優勝賞品がケーキだったから。