答え0〜9はインドで完成し、アラビア世界を経由してヨーロッパに伝わったため、そう呼ばれています。
📖くわしく解説します
私たちが使う 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 は、インドで生まれた記数法です。特に決定的だったのが「ゼロ」を数として扱う発想で、これによって位取りが可能になり、筆算という技術が成立しました。
これがアラビア世界に伝わり、9世紀の数学者アル=フワーリズミーらによって体系化されます。彼の名前がなまったものが algorithm(アルゴリズム)、著書名の一部が algebra(代数)です。
ヨーロッパ人はアラビア経由で受け取ったため「アラビア数字」と呼びました。アラビア語圏では、これを『インド数字』と呼びます。ちなみにローマ数字には0がなく、筆算ができません。ゼロという一文字が、人類の計算能力を作り変えたわけです。
ゼロという発想がなぜ画期的だったのか。ローマ数字で 1024 を書くと MXXIV となり、桁という概念がありません。だから筆算ができず、計算には算盤のような道具が必須でした。ゼロと位取りが、計算を紙の上に持ち込んだのです。
この記数法がヨーロッパに広まったのは13世紀。フィボナッチが北アフリカで学んで持ち帰り、『算盤の書』で紹介しました。当初は「ゼロは悪魔の数字だ」と禁止する都市もあったといいます。今の当たり前は、数百年かけて受け入れられた新技術だったわけです。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
Arabic numerals are used all over the world.
アラビア数字は世界中で使われている。
❓まとめ
Q. 「アラビア数字」は、実はインド生まれ
A. 0〜9はインドで完成し、アラビア世界を経由してヨーロッパに伝わったため、そう呼ばれています。
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