答えナワトル語 āhuacatl から。木にぶら下がる形が似ていたから、という説が有力です。
📖くわしく解説します
アボカドの原産地はメキシコ。アステカの言語ナワトル語で āhuacatl と呼ばれていました。この語には「睾丸」の意味もあったとされ、木から2つ並んでぶら下がる実の様子から来ている、というのが広く紹介されている説明です。
ただしどちらの意味が先だったのかは確定していません。果実の名前が転じて体の部位を指すようになった可能性も指摘されており、断定はできない領域です。
スペイン人はこの発音を aguacate と写し取り、さらに自分たちの知っている単語 abogado(弁護士)に引きずられて avocado の形が生まれました。つまり英語のアボカドには、弁護士の綴りが少し混ざっています。ちなみに guacamole は「アボカドのソース」という意味です。
この語には、もう一つ知られざる混乱があります。スペイン語話者の一部は、abogado(弁護士)と混同して aguacate を avocado と発音していたという記録が残っています。つまり英語の綴りは、その混同をそのまま輸入した可能性があるのです。
食べ物としての英語表現も覚えておくと便利です。ripe(食べ頃)、underripe(まだ硬い)、overripe(熟れすぎ)。店で Is this one ripe? と聞けば、店員が押して確かめてくれます。ちなみにアボカドは果物で、植物学上はベリーの一種です。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
I'll have avocado toast, please.
アボカドトーストをください。
❓まとめ
Q. avocado(アボカド)の語源は、アステカ語の「睾丸」
A. ナワトル語 āhuacatl から。木にぶら下がる形が似ていたから、という説が有力です。