答え舞台の世界では「幸運を祈る」と言うと逆に不運が来る、という迷信があるから。
📖くわしく解説します
演劇界には昔から「Good luck! と口に出すと悪いことが起きる」という強烈なジンクスがあります。そこで役者たちは、わざと真逆の恐ろしいことを言って幸運を呼び込むようになりました。その代表が Break a leg!。
ドイツ語にも Hals- und Beinbruch(首と足の骨を折れ)という全く同じ発想の言い回しがあり、英語はこれを輸入したという説が有力です。
ちなみにバレエ界ではフランス語で Merde!(直訳すると「クソ」)、オペラ界ではイタリア語で In bocca al lupo!(狼の口の中へ)と言います。世界中の舞台人が、揃って縁起でもないことを言い合っているわけです。
別の説も根強くあります。劇場では舞台の袖を仕切る幕の線を leg line と呼び、そこを越えて舞台に出られるのは出番のある役者だけでした。だから「leg(line)を break する = 舞台に立てる」という説。さらに、カーテンコールで何度も膝を折ってお辞儀をする(膝=leg を曲げる)から、という説もあります。どれも決め手はなく、複数の連想が合流して定着したと見るのが妥当です。
使いどころには注意が要ります。舞台・オーディション・面接・試験の直前ならぴったりですが、手術や危険な作業の前に言うのは完全にアウト。本当に不吉な言葉になってしまいます。また Good luck! を避けるのは劇場の中だけの作法で、日常生活では普通に Good luck! と言って構いません。
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Break a leg out there!
本番、頑張ってね!
❓まとめ
Q. 「頑張って」がなぜ Break a leg!(足を折れ)なの?
A. 舞台の世界では「幸運を祈る」と言うと逆に不運が来る、という迷信があるから。
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