答え血です。家畜を盗んで解体した直後、手に血がついたまま捕まることを指したスコットランドの法律用語。
📖くわしく解説します
15世紀のスコットランドの法律文書に redhand という語が出てきます。当時いちばん多かった犯罪のひとつが家畜泥棒で、その場で解体していれば手が血まみれ。言い逃れのしようがない状態、それが「赤い手」でした。
つまりこの表現は比喩ではなく、もともとは文字どおりの描写だったわけです。そこから「言い訳できないタイミングで捕まる」という意味に広がりました。
いまではクッキーを盗み食いする子どもにも使えます。血は出てきませんが、口のまわりにチョコがついている状態は、まさに現代版の red-handed です。
この語にはハイフンの位置という細かいルールがあります。動詞の後ろに置くときは caught red-handed とつなぎ、名詞を修飾するときも a red-handed thief。red handed と離して書くのは誤りです。
同じ「言い逃れできない状況」を表す仲間に caught in the act(現行犯で)、with your hand in the cookie jar(クッキーの壺に手を突っ込んだまま)があります。後者はアメリカ英語らしいユーモラスな言い方で、子どものいたずらから政治スキャンダルまで幅広く使われます。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
I caught him red-handed eating my cake.
私のケーキを食べているところを、現行犯で押さえたよ。
❓まとめ
Q. caught red-handed(現行犯で捕まる)の「赤い手」は、何の赤?
A. 血です。家畜を盗んで解体した直後、手に血がついたまま捕まることを指したスコットランドの法律用語。
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