答えギリシャ神話でテセウスが糸をたどって迷宮を脱出した話から、糸玉が「手がかり」の意味になった。
📖くわしく解説します
clue の古い綴りは clew。意味はただの「糸の玉」でした。
ここに神話が絡みます。クレタ島の迷宮に入ったテセウスは、アリアドネから渡された糸玉をほどきながら進み、その糸をたどって無事に帰還しました。「糸玉=出口へ導いてくれるもの」という強烈なイメージがヨーロッパ中に共有されていたのです。
16世紀ごろから clew は比喩的に「難問を解く導き」を指すようになり、綴りも clue へ。探偵小説の『手がかり』という言葉は、3000年前の迷宮の糸を今も引きずっているわけです。
現代の使い方には、はっきりした型があります。a clue to ~(〜への手がかり)、have no clue(まったく分からない)。特に後者は会話で頻出で、I have no clue. は I don't know. よりくだけた言い方です。
そして clueless(何も分かっていない)。1995年の映画『クルーレス』でこの語は一気に広まりました。糸玉を持っていない=迷宮から出られないという原義を知っていると、この単語の絶望感が少し具体的になります。
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❓まとめ
Q. clue(手がかり)の元の意味は「毛糸玉」
A. ギリシャ神話でテセウスが糸をたどって迷宮を脱出した話から、糸玉が「手がかり」の意味になった。