答えギリシャ語 dis(悪い)+ astron(星)。星回りが悪いと災いが起きる、という占星術の世界観の化石。
📖くわしく解説します
dis-(悪い、逆の)+ astro(星)。かつてヨーロッパでは、天体の配置が地上の運命を決めると広く信じられていました。だから大惨事は「星の並びが悪かった」せいだったのです。
この星の語根 astro / aster は、astronomy(天文学)や asterisk(小さな星 = 記号の * )に生きています。
同じ発想の単語がもう一つ。influenza(インフルエンザ)は、イタリア語で「(天体の)影響」を意味する influenza から来ています。流行病は星の影響で起きると考えられていたのです。英語の influence(影響)と同じ語。
この語には、意味の重さを決める使い分けがあります。disaster は地震や洪水など実害の大きい災害、catastrophe はさらに規模が大きく回復困難なもの、fiasco は大失敗した企画。日常会話で The party was a disaster. と言えば、単に「散々だった」という誇張表現です。
占星術由来の語はまだあります。consider は con- + sidus(星)で、もとは「星をじっと観察する」。desire も de- + sidus で「星から離れて求める」が原義とされます。よく考える・強く望む——どちらも、かつては空を見上げる行為だったわけです。
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❓まとめ
Q. disaster(災害)の直訳は「悪い星」
A. ギリシャ語 dis(悪い)+ astron(星)。星回りが悪いと災いが起きる、という占星術の世界観の化石。