答え17世紀のニューアムステルダム(現ニューヨーク)は、オランダ人の街でした。その語彙がアメリカ英語に残っています。
📖くわしく解説します
1626年、オランダ人はマンハッタン島にニューアムステルダムという植民地を築きました。1664年にイギリスが奪って New York に改名しますが、住民と言葉はそのまま残りました。だからアメリカ英語には、イギリス英語にはないオランダ語彙が今も生きています。
cookie は koekje(小さなケーキ)。イギリスでは今でも biscuit と言い、cookie はアメリカ語です。boss は baas(親方)。イギリスの master には主従の響きが強すぎたので、身分を感じさせない呼び方としてアメリカで重宝されました。coleslaw は koolsla(kool=キャベツ、sla=サラダ)。「コール」はキャベツのことで、cold(冷たい)ではありません。
他にも waffle(wafel)、stoop(玄関前の階段、stoep)、dollar(daler)、そして Santa Claus(Sinterklaas)。サンタクロースはオランダ移民が持ち込んだ聖ニコラウスで、今の姿はアメリカで作られました。
つまり、アメリカのクリスマスの朝にSanta が置いていった cookie を、stoop に座って食べる——この一文は、ほぼオランダ語でできています。ニューヨークという街の出自が、単語の中に丸ごと保存されているわけです。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
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Grandma made cookies and coleslaw for the picnic.
祖母がピクニック用にクッキーとコールスローを作ってくれた。
❓まとめ
Q. cookie も boss も coleslaw も、実はオランダ語
A. 17世紀のニューアムステルダム(現ニューヨーク)は、オランダ人の街でした。その語彙がアメリカ英語に残っています。
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