答え使用頻度が高い語ほど、規則化の圧力に耐えられるから。使われない不規則動詞は次々に規則化しました。
📖くわしく解説します
be、have、do、go、say、make、take、come、see、get——英語で最も頻繁に使われる動詞のほぼ全部が不規則です。これは偶然ではなく、必然です。
仕組みはこうです。人は動詞の過去形を、①記憶から引き出す ②-ed を付ける規則を適用するのどちらかで作ります。毎日何十回も聞く形は、記憶がびくともしません。だから went も saw も生き残る。一方、めったに使われない不規則動詞は記憶が薄れ、話者が無意識に -ed を付け始め、やがてそれが標準になります。
実際、英語史ではこの規則化が大量に起きました。help の過去形はかつて holp、climb は clomb、chide は chid でした。今はすべて -ed です。ある研究では、不規則動詞が規則化するまでの時間は、使用頻度の平方根におおよそ比例するという結果も報告されています。
学習者にとってのいい知らせは明快です。不規則動詞リストの上のほうは絶対に覚える価値がある(毎日出てくる)、下のほうは後回しでいい(めったに出てこない)。頻度順のリストで学ぶのが、圧倒的に効率的です。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
He went, saw, and took what he needed.
彼は行って、見て、必要なものを手に入れた。
❓まとめ
Q. 不規則動詞が「よく使う動詞」ばかりなのは、偶然ではない
A. 使用頻度が高い語ほど、規則化の圧力に耐えられるから。使われない不規則動詞は次々に規則化しました。
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