答えtycoon(大君)、honcho(班長)、skosh(少し)、rickshaw(人力車)、emoji(絵文字)。どれも普通の英単語として通用する。
📖くわしく解説します
tycoon(大物実業家)は、幕末に外国使節が将軍を指して使った「大君(たいくん)」。ペリー来航後にアメリカへ渡り、実業界の大物を指す語になりました。
honcho(責任者、ボス)は「班長」。第二次大戦後、日本に駐留した米兵が持ち帰ったもの。the head honcho で「一番偉い人」。
skosh(ほんの少し)は「少し」。a skosh more で「もうちょっとだけ」。これも朝鮮戦争前後に米兵経由で入りました。
そして emoji。よく emotion(感情)+ -ji だと思われますが、完全な誤解で、日本語の「絵文字」そのまま。英語の emoticon(顔文字)と音が似ているのはまったくの偶然です。
近年になって英語に入った日本語もあります。umami(うま味)は栄養学の正式な用語として国際的に通用し、kaizen(改善)はトヨタ生産方式とともにビジネス用語になりました。kawaii、shibui、hikikomori も英語の辞書に収録されています。
逆に誤解されている語もあります。karaoke は「空(から)+ オーケストラ」の合成語ですが、英語では キャリオゥキ のように発音され、日本語だと気づかれないことがあります。語源を知っていても、発音が違えば通じない——外来語の宿命です。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
He's the head honcho around here.
ここの一番偉い人は彼だよ。
❓まとめ
Q. 英語になった日本語は、寿司や忍者だけじゃない
A. tycoon(大君)、honcho(班長)、skosh(少し)、rickshaw(人力車)、emoji(絵文字)。どれも普通の英単語として通用する。