答え中世の市場で「子豚だ」と偽って袋に猫を入れて売る詐欺があり、袋を開けた瞬間にバレたから。
📖くわしく解説します
中世から近世のヨーロッパでは、子豚は袋(poke)に入れたまま売買するのが当たり前でした。生きた子豚を抱えて歩けないので、袋ごと持ち帰るわけです。ところがこれは、悪徳商人にとって都合のいい仕組みでもありました。中身を確かめないまま金を払う客に、子豚の代わりにその辺で捕まえた猫を詰めて渡してしまう。
家に帰って袋を開けると、豚ではなく猫が飛び出してくる。隠していたものが、意図せず表に出てしまう——この一瞬の絵が、そのまま「秘密がバレる」という意味になりました。
面白いのは、この同じ詐欺からもう一つの慣用句が生まれていることです。buy a pig in a poke(袋に入った豚を買う)=「中身を確かめずに買う」。現代でも「現物を見ないで契約するな」という警告として、契約や中古品の売買の話で普通に使われます。二つの表現が、同じ詐欺の被害者側と加害者側を切り取っているわけです。
使いどころに注意点がひとつ。この表現は「うっかりバラす」ときに使います。意図的に暴露する場合は reveal や disclose を使います。サプライズパーティーの計画を口を滑らせて言ってしまった、という場面が一番の典型です。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
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Don't let the cat out of the bag about the surprise party.
サプライズパーティーのこと、うっかり言わないでね。
❓まとめ
Q. 「秘密をばらす」が、なぜ let the cat out of the bag(袋から猫を出す)なの?
A. 中世の市場で「子豚だ」と偽って袋に猫を入れて売る詐欺があり、袋を開けた瞬間にバレたから。