答えpine(松)+ apple(=昔は果実全般の意味)で「松の実」。松ぼっくりに似た南国の果実に、その名を流用した。
📖くわしく解説します
14世紀の英語で pineapple といえば松ぼっくりのことでした。当時の apple は今のリンゴに限らず「木になる果実全般」を指す広い言葉だったのです。
17世紀、探検家が南米で見慣れない果実に出会います。表面のウロコ模様が松ぼっくりそっくりだったので、そのまま pineapple と呼んだ。やがてこの呼び名が果物のほうに定着し、松ぼっくりのほうは pine cone に改名させられました。
ややこしいのは、世界の大半の言語ではこの果物を ananas と呼ぶこと(トゥピ語 nanas=素晴らしい果実 から)。日本語のパイナップルは、少数派の英語に付いていった形です。
この混乱には続きがあります。松ぼっくりは pine cone に改名させられたと書きましたが、名前を奪われた側の松にも言い分があるはずです。しかも英語圏でこの果実を ananas と呼ばないのは、英語とスペイン語(piña)くらい。世界地図の上ではかなりの少数派です。
ついでに piña colada はスペイン語で「漉したパイナップル」。piña がスペイン語の「松ぼっくり」でもあることを知ると、名前の重なり方が見えてきます。果物の名前は、だいたい誰かの見間違いから始まっているのかもしれません。
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❓まとめ
Q. pineapple は、もともと「松ぼっくり」を意味する英単語だった
A. pine(松)+ apple(=昔は果実全般の意味)で「松の実」。松ぼっくりに似た南国の果実に、その名を流用した。