答えplease は命令文を強める語。丁寧さは Could you...? などの疑問形が担っている。

📖くわしく解説します

日本語の「〜してください」に引きずられて please を万能の丁寧語だと思うと危険です。please の後ろは命令文のままだからです。

Please sit down. は、状況によっては「座りなさい」という上からの指示に聞こえます。イライラした親や上司の口調そのもの。

本当に丁寧にしたければ、文を疑問形にするのが英語の作法。Could you...? / Would you mind...? / Do you think you could...? と、回りくどくなるほど丁寧になります。

極端な例では I was wondering if you might possibly be able to... のように、遠回しなほど敬意が高い。英語の敬意は語彙ではなく構文の長さで表現されるのです。

この「回りくどいほど丁寧」という仕組みには、はっきりした理屈があります。相手に断る余地を残すほど礼儀正しいという発想です。Could you...? は「できますか」と可能性を尋ねる形なので、相手は「できません」と言えます。命令文にはその逃げ道がありません。

実務で覚えておくと便利な階段があります。Do this.(命令)→ Please do this.(強めの依頼)→ Can you do this?(普通)→ Could you do this?(丁寧)→ Would you mind doing this?(かなり丁寧)。相手との距離と頼みごとの重さで、この階段を上り下りするのが英語の敬意表現です。

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Could you send me the file when you get a chance?
お手すきのときにファイルを送っていただけますか?

🏷 please 丁寧 依頼

まとめ

Q. please を付けても、丁寧にならないどころか偉そうになる場面がある

A. please は命令文を強める語。丁寧さは Could you...? などの疑問形が担っている。

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