答え茅葺き屋根の話は近代のインターネット発。本当の語源は今も不明。

📖くわしく解説します

「中世の家は茅葺きで、屋根裏で寝ていた猫や犬が大雨で滑り落ちてきた」— 有名な説明ですが、これは1990年代にメールで拡散した創作文章が出どころです。中世の一次資料には一切出てきません。

本当の語源は諸説あって決着していません。ギリシャ語 katadoupoi(滝)からの音の変化説、猫と犬を嵐と風の象徴とみる北欧神話説、単に「猫と犬が喧嘩するようなひどい騒ぎ」という誇張説など。

さらに衝撃なのは、この表現、現代のネイティブはほとんど使いません。古臭くて教科書臭い言い方だと感じられます。実際に使われるのは It's pouring. や It's bucketing down.。

ではネイティブは何と言うのか。It's pouring. が最も一般的で、イギリスでは It's chucking it down. / It's bucketing down. / It's tipping it down. もよく聞きます。アメリカなら It's coming down hard.

そもそも英語圏、特にイギリスでは天気の話が会話の潤滑油です。エレベーターでもレジでも、まず天気。Lovely day, isn't it? / Miserable out there, isn't it? の2つを持っておくだけで、沈黙の気まずさをかなり回避できます。返事は同意しておけば十分です。

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🔊この話に出てきた英語を使ってみる

音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。

It's absolutely pouring outside.
外は土砂降りだよ。

🏷 俗説 土砂降り 使わない英語

まとめ

Q. raining cats and dogs の「屋根から猫や犬が落ちてきた」説は作り話

A. 茅葺き屋根の話は近代のインターネット発。本当の語源は今も不明。

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